ノーム チョムスキー

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統辞構造論 付『言語理論の論理構造』序論 岩波文庫

ノーム チョムスキー

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003369517
ISBN 10 : 4003369513
フォーマット
出版社
発行年月
2014年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
432p;15

内容詳細

生成文法による言語研究の「革命」開始を告げる記念碑的著作。句構造や変換構造などの抽象的な言語学的レベル、言語の一般形式に関する理論、文法の単純性の概念などが、人間言語に対する深く透徹した洞察を与えることを立証する。併録の論考および訳者解説では本書の知的背景を詳細に説明し、その後の展開も概観する。

目次 : 第1章 序文/ 第2章 文法の独立性/ 第3章 初歩的な言語理論/ 第4章 句構造/ 第5章 句構造による記述の限界/ 第6章 言語理論の目標について/ 第7章 英語におけるいくつかの変換/ 第8章 言語理論の説明力/ 第9章 統辞論と意味論/ 第10章 要約/ 第11章 付録1・表記と術語/ 第12章 付録2・英語の句構造規則および変換規則の例

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 壱萬弐仟縁 さん

    1957年初出。Syntaxは個別言語において文が構築される諸原理と過程の研究で、言語学的レベルが中心概念(10頁)。重要語はゴシ太。英語は有限状態言語ではない(25頁)。言語理論は、文法を書いている言語に対するメタ言語で定式化。文法を構築する対象である言語に対してはメタメタ言語(90頁)。決してダメダメ言語ではない(苦笑)。←真面目にやれ。

  • こうすけ さん

    これは、さすがに素人が手を出していい本ではなかった。ネイティブにとっては自分達の言葉の構造を改めて知ることが面白いのかもしれないが、もともと第二言語として文法から学んだ人間には、いまいち面白さがわからない。専門で学ぶ人には名著なのでしょう。

  • ちゅん さん

    人は子どものとき習わなくても自然と言語を覚えます。人はアプリオリに言語の構造を解析する力があるのかとチョムスキーは考えます。人は生得的に普遍言語があるのか?あるとしたら普遍言語はどのようなものかを考察したのが本書です。チョムスキーのアプローチは句構造と変換構造。これにより大体の分を作ることができます。しかし、大体でとどまってしまいます。チョムスキーは結末として、「人のは普遍言語が備わっていると思う」で締めくくります。しかし、このチョムスキーが挑戦した対象。とてつもなく難しいことだと思います。

  • isao_key さん

    1957年に出版された本書は、言語学に革命をもたらしたとされる。解説によると、チョムスキーが言語研究に対してなした最も根源的な貢献は、「言語」という語にそれまでとは違う、革新的で整合的な意味合いを与えたことだという。チョムスキーによれば、言語学の対象である「言語」とは、人間がある個別言語を話せるときに脳内に内蔵している認知システム、さらには限られた資料(経験)を基にしてそのような認知システムに到ることを可能にする生物学的賦与物(生得的機能)のことである。また生成文法とは、言語能力の理論であると述べている。

  • evifrei さん

    言語学革命の嚆矢となった書籍。要は、言語には核文(コアとなる文法)が存在し、核文から語・文が規則的に変換される事で主体・客体・時制を含めた多様な言語的表現が可能となるとの事。個人的なイメージなので普遍性も妥当性も全くのところ怪しいのだけれど、言語の構造は人間の神経細胞やニューロンの様なものなのか?とも。軸策があり、枝葉が分かれていく…或いはアメーバ?どうもチョムスキーの言語は『生きている』気がする。 言語化し難いことこの上無いけれど、この辺りの印象の真偽も含めてまだまだ言語学に食いついていこうと思う。

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