ニーアル・ファーガソン

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憎悪の世紀 なぜ20世紀は世界的殺戮の場となったのか 上巻

ニーアル・ファーガソン

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784152088833
ISBN 10 : 4152088834
フォーマット
出版社
発行年月
2007年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
仙名紀 ,  
追加情報
:
22cm,476p

内容詳細

2度の世界大戦、凄絶な内戦、民族殲滅、大粛清…。進歩の時代に、人類を凶行に駆り立てた3つの要素とは。世界が最も注目するハーヴァードの歴史学者が、独自の「帝国」理論を軸に検証する話題作。

【著者紹介】
ニーアル・ファーガソン : ハーヴァードの歴史学者。1964年スコットランド、グラスゴー生まれ。オックスフォード大学マグダレン・カレッジを卒業後、ドイツ留学、ケンブリッジとオックスフォードでの講師職を経て、2000年からオックスフォード大ジーザス・カレッジ教授、2004年からハーヴァード大学歴史学教授となる。また金融史の分野においてもハーヴァード・ビジネススクール教授、スタンフォード大学フーヴァー研究所のシニア・フェローも務める。史料やデータを再構成・再検証して歴史の再解釈を試みるリヴィジョニズムの手法、または「もしも…だったら」という仮定に基づく反事実歴史学(カウンターファクチュアル・ヒストリー)の第一人者として知らる。現在も英米両国でテレビや新聞・雑誌などのレギュラー・コメンテーターとして活躍している。2004年には『タイム』誌の「世界でもっとも影響力のある100人」にも選ばれるなど、今後の活躍が期待される

仙名紀 : 翻訳家。1936年東京生まれ。上智大学新聞学科卒。朝日新聞社で主として雑誌編集に携わったのち翻訳家に(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 姉勤 さん

    20世紀初頭の予言的小説「宇宙戦争」の相手は宇宙人だったが、実際は同じ人間だった。少数であること、弱いこと、知らないこと、そして富があることが悪であり、それらと共存することも悪になった20世紀前半。時代の因果により世界が狭くなった事で、自然であったことと困難だったことが逆転した。まるで地球史の大量絶滅のように、古き帝国の崩壊と新たな帝国と主義の勃興。後世の視点で見れば常に悪を選択する人類の度し難しさ。殺した側が悪で、殺された側が正義とも言い切れない人情と人道の乖離。悪を憎むことが、さらなる悪を呼ぶ。

  • 五月雨みどり さん

    うーん。もっと虐殺(ポグロム・ホロコースト・ホロドモール等)に重点が置かれているかと思ったが,こんな歴史がありました,こんな戦争ありました,こんな風に戦いました,的な内容が多いかな。とりあえず下巻に進みます。

  • しく さん

    かなりわかりやすく書かれています。思ったのですが、虐殺や強制収容所送りって、民族的な差別が根底にある場合は問題になりますが、ない場合は何万人殺しても後世あまり問題にならないのでしょうか。 この本によるとソ連は自国民の相当数(ソ連は多民族国家なので当然色々な民族)を強制収容所送りにし拷問と粛清で1000万人以上殺していますが、大して問題になっていないのは、それがイデオロギーに基づく政策で民族的な差別に抵触しないからなのでしょうか? ナチスよりよほど苛烈な政策に見えるのですが…

  • ゆずこまめ さん

    なぜ二十世紀は憎悪と暴力の時代だったのか。これだけ大部の本が書けるくらい具体例に事欠かないことに恐怖を覚える。

  • やす さん

    20世紀が大量殺人の世紀であった。なぜそうなのかを読む前に返却期限が来て挫折しました。

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ニーアル・ファーガソン

世界でもっとも著名な歴史家の1人。スタンフォード大学フーヴァー研究所のミルバンク・ファミリー・シニア・フェローであり、グリーンマントル社のマネージング・ディレクター。「ブルームバーグ・オピニオン」にも定期的にコラムを寄稿している。国際エミー賞のベスト・ドキュメンタリー部門(2009年)や、ベンジャミ

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