ニッコロ・マキァヴェッリ

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フィレンツェ史 下 ちくま学芸文庫

ニッコロ・マキァヴェッリ

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480098580
ISBN 10 : 4480098585
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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Content Description

本書を捧げられたジューリオは、教皇クレメンス7世となり、フィレンツェ、シエナを含むトスカーナ大公国の礎を築く。メディチ家による支配体制の確立に成功したわけだが、マキァヴェッリは単に君主制を志向していたのではない。実際本書では独裁的な君主のいないヴェネツィアをどの国よりも優れていると讃える。現実の政治に携わり歴史に学ぶことを重視したマキァヴェッリは、その国の政治風土や国民性にあう統治形態でなければ意味はないと考えていた。下巻にはメディチ家が誇る指導者・大ロレンツォの逝去までが描かれる。マキァヴェッリ理解に欠かすことのできない一冊。解説・関連年表も収録。

【著者紹介】
ニッコロ・マキァヴェッリ : 1469‐1527年。フィレンツェ共和国が生んだ偉大な政治思想家

在里寛司 : 1936‐1998年。イタリア語学者。大阪音大教授などをつとめた

米山喜晟 : 1937年生まれ。イタリア文学者。大阪外国語大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 馬咲

    コジモからロレンツォまでのメディチ家の台頭と専制の確立、体制維持のための攻防の叙述がメイン。抜きん出た財力を持つ銀行家としてコジモは平民には気前よく投資し、共和国への奉仕者として高い支持を得る。その一方で他の上層有力者には所有不動産に応じた課税法を制定して増長を抑え、自身優位の勢力図を都市の中で築いていく。その巧みな立ち回りはまさに権謀術数のお手本。「正当な理由」と「(正当な)恨み・復讐心」を対置し、前者よりも後者がより人に行動を起こさせる、といった道徳と政治の緊張関係を突きつける観察眼も他書同様健在。

  • Shinsuke Mutsukura

    冗長で読みにくかったが、これをユダヤ系の連中も読んでて参考にしてると思うと。。。なかなか。

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