ニック・ハーカウェイ

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エンジェルメイカー ハヤカワ・ミステリー

ニック・ハーカウェイ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150018962
ISBN 10 : 4150018960
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ギャングだった亡父の跡を継がず職人として暮らすジョー。しかし謎の機械を修理したことをきっかけにその平穏な生活は叩きつぶされる

【著者紹介】
ニック・ハーカウェイ : 1972年イギリス生まれ。2008年に『世界が終わってしまったあとの世界で』(ハヤカワ文庫)でデビュー

黒原敏行 : 1957年生、東京大学法学部卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 猿吉君

    ハヤカワミステリ最大の厚さを誇るSF、スパイ、そして冒険小説のハイブリッドです。@しかし長い、そして詰め込み過ぎてお腹いっぱいになりました。Aでもつまらないかというとそうじゃない、特に後半クレイジージョーが出てきてからはサクサク進んで盛り上がりました。B敵役の残酷さは一級品です、しかし長生きの理由がよくわからなかった。Cイーディーのパートはちょっとケイトクイン入ってます。点数80/100→長編翻訳小説が好きな方でも苦労する厳しい長さ、でも乗り越えた時のカタルシスもたっぷりあるので満足度高かったです。

  • ずっきん

    黒原敏行氏の訳なら、きっと比喩まみれのこねくりまくりの作品じゃーん?好きに決まってるじゃーん?と開く。いやー、冒頭から大好きすぎるわー。あれー、予想を遥かに超えるわー。え、ちょ、こ、これはSFなのだろうかと途中で困惑しだすが、文章のスタイルが好み過ぎて読み耽ってしまう。なんでもありのB級アクションエンタメがものすごい筆力で綴られてく、冒険活劇スチームパンク風味。この感じなんだっけ。知ってるんだけどなあーとモヤモヤしてたんだが、今わかった。インディー・ジョーンズだ。あー、面白かった。

  • sin

    まず手に取って思うのはブックエンドに頼らなくても自立するその分厚さ!(笑)そして一読、ミステリー?SF?スチームパンクいや活字で表現されたバンデシネ!文面に描かれた場面はあくまでスタイリッシュで映像的!〈夜の市場〉、超近代兵器、ボンドさながら女エージェント、悪の藩主、マッドサイエンティスト、謎の宗教団、有能な弁護士、殺人鬼とこれでもかと繰り出されてくるキャラクター達!そして回想シーンが煩わしい反面、一冊で二度おいしいお得感もあれば、前半の辛抱を補うかのように後半のスピード感は半端ない!サイコ―!!

  • ゆかーん

    長かった…。700ページという超大作。読み終えたことに満足感一杯になりました。そして、疲労感も半端なく感じられました。スペクタクルな冒険にワクワクする反面、登場人物の多さと時代を反復する章立てに翻弄されます。特に後半400ページ以降では、伊東計劃の「屍者の帝国」を思わせるような世界観に圧倒されました。殺人鬼の体を乗っ取り、意のままに操る宿敵の姿は、『ヴィクターの手記』を争ったザ・ワンを想像させます。真面目なドキドキのSF小説かと思いきや、意外とジョークと軽快なトークの連発に終始ニヤニヤしていました(笑)

  • starbro

    ニックハーカウェイ初読です。あまり評判良くないなと思いつつ、現行スタイルになったハヤカワ・ポケット・ミステリ最長編700P超を一気読みしました。読みづらくはないですが、物語に入り込めず、著者の一人相撲の感が否めません。本作にスモウ・レスラーも登場。あのジョン・ル・カレの子息とのことですが、ミステリ界にも親の七光りはあるのでしょうか?

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