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ISBN 10 : 4896293819
Content Description
目次 : 第1章 金子みすゞの生涯と今日に至る評価の変遷(金子みすゞの生涯/ みすゞの発見・忘却・再発見/ 今日における国民的なみすゞブーム/ 一面的なみすゞ像)/ 第2章 西條八十からの影響と金子みすゞの独自性―時空間の展開(八十の童謡作風の概観/ 八十の類似作品との比較から見るみすゞのイマジネーションの跳躍/ みすゞと八十の相違―語りの対象への視点の配置/ 『琅〓』にみるみすゞの八十への関心/ おわりに)/ 第3章 北原白秋からの影響と金子みすゞの独自性―新しい受容の体験と認識の多様化(「なぜ」「不思議」という主題/ 白秋とみすゞの比較に見る「なぜ」「不思議」の展開手法/ 生き物の死や虐待を題材にした作品/ おわりに)/ 第4章 童謡詩人金子みすゞの歩みと作品の特長(童謡詩人としての歩み―三冊の童謡集に沿って/ 「見えない」という主題/ 「蜂と神さま」に見る「入れ子構造」の展開手法/ おわりに)
【著者紹介】
ナーヘド・アルメリ : 1987年生まれ。シリア・アラブ共和国ヒムス出身。2009年8月ダマスカス大学日本語学科卒業。2011年9月日本に留学。2013年4月筑波大学大学院人文社会科学研究科入学。2020年3月博士(文学)取得。博士論文「大正期の童謡研究―金子みすゞの位置づけ」は優秀博士論文賞を受賞。帰国後、ダマスカス大学日本語学科で教鞭をとる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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