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テメレア戦記 翡翠の玉座上 静山社文庫

ナオミ・ノヴィク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784863896420
ISBN 10 : 4863896425
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

中国がテメレアの返還を求めて、ヨンシン皇子を代表とする怒りの使節団を送り込んできた。ナポレオンの猛攻に苦しむ英国は、中国との友好関係を築きたい。政府代理の外交官ハモンドとともにローレンスとテメレアは、はるか中国をめざすことになった。

【著者紹介】
ナオミ・ノヴィク : 1973年ニューヨーク生まれ。ポーランド移民の二世として、ポーランド民話に親しんで育つ。ブラウン大学で英文学を学んだ後、コロンビア大学でコンピューター・サイエンスを学び、『ネヴァーウィンター・ナイツ』などのRPGゲームの開発に携わる。2006年『テメレア戦記1 気高き王家の翼』で作家デビュー。もっとも優秀なSFファンタジーの新人作家に贈られるジョン・W・キャンベル新人賞(現アスタウンディング新人賞)、コンプトン・クルック新人賞を受賞。また、ヒューゴー賞にもノミネートされ、『テメレア戦記』はその後ベストセラー・シリーズとなった。『ドラゴンの塔』では、投票によってその年最高のSFファンタジー小説に贈られるネビュラ賞を受賞、同時にヒューゴー賞にもノミネートされた。現在、夫と娘とともにニューヨーク市に暮らす

那波かおり : 英米文学翻訳家。上智大学文学部卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • しゃお

    シリーズ二作目。テメレアの返還を求めてきた中国に、友好関係を結ぶためにローレンスはテメレアと共に中国へ向かう事に。で、中国までの航路の中で起こる様々な出来事は海洋冒険小説の趣きで、航空ものとばかり思っていたので二作目にして意表を突かれた感じです(笑)。しかしその行程の中でローレンスとテメレアが目にする世界とは?!

  • わたなべよしお

    テレメアを船で中国に連れていく旅が続く。正直に言うと、「1」に比べて退屈な内容だ。我慢しつつ読み続ける。

  • しましまこ

    中国にテメレアの返還を求められ、使節団と共に中国への長い船旅。クルーがバンバン死んじゃってかなりしんどいよ。大丈夫か…

  • もち

    「彼女は敵じゃなかった」◆テメレアの返還を求め、中国の使節団が現れた。テメレアの意志に反し、ローレンスと黒竜は中国への輸送船に乗せられることに。海軍、航空隊、中国一行のいがみ合う三勢力が乗り合わせる船は、やはりハプニングに満ちていて――■シリーズ第2作。開幕から大ピンチ、逮捕直前という衝撃の場面から始まる怒涛の海洋冒険劇。最強クラスの竜が絡み、ただでさえ難しい外交は混迷を極める。連れ行かれる中でも竜と男の絆は解けないが、人間の暗部にテメレアが迫るエピソードも。心苦しい、我慢の上巻。

  • つくし

    ローレンスの苦悩。唯一無二のテメレアと国交だけでなく、航海を共にする水兵と航空隊という部下たちの取りまとめ、そしてテメレアという存在そのものとの関わりに、己の感情と理性の折り合いをつけていく姿に頼もしさを感じます。その実、ものすごい葛藤があったり、ことテメレアのこととなると幼さすら滲み出るような感情をもつ姿に愛しさすら感じたりして。ローレンスの人間味が楽しめる巻だと思いました。

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