コダーイ、ドホナーニ:弦楽のための室内楽曲集
バルトークとクルターク、2人のハンガリーの作曲家の作品で劇的な演奏を聴かせたサイモン・スミス。このアルバムでは、同じくハンガリーの作曲家コダーイとエルネー・ドホナーニ(エルンスト・フォン・ドホナーニ)のアンサンブル作品を鮮やかに演奏しています。ドホナーニの作品自体はブラームスの流れを汲んだドイツ風の雰囲気をもっており、とりわけこの『セレナード』は古典的な作風で書かれていますが、最終楽章はかなり激しく情熱的で演奏も困難なことで知られています。スミスを中心とした奏者たちの息詰まるような演奏が魅力的です。(輸入元情報)
【収録情報】
1. コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
2. コダーイ:2つのヴァイオリンとヴィオラのためのセレナード Op.12
3. ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナード ハ長調 Op.10
サイモン・スミス(ヴァイオリン)
クレア・ヘイズ(ヴァイオリン)
ポール・シルヴァーソーン(ヴィオラ)
カテリーン・ジェンキンソン(チェロ)
録音時期:2013年1月21日(1)、2013年11月26日(2)、2013年11月28日(3)
録音場所:ロンドン、聖サイラス教会
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)