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"Pelleas et Melisande : Pelly, De Billy / Vienna Radio Symphony Orchestra, Dessay, Degout, etc (2009 Stereo)(2DVD)"

Debussy (1862-1918)

User Review :4.0
(4)

Item Details

Genre
:
Catalogue Number
:
6961379
Number of Discs
:
2
Aspect
:
WideScreen
Color
:
Colour
Format
:
DVD
Other
:
Import

Product Description

CLAUDE DEBUSSY: Pelleas et Melisande
Drame Lyrique in 5 acts (1902)
Libretto: Maurice Maeterlinck
Sung in French

Natalie Dessay
Stephane Degout
Laurent Naouri
Philip Ens
Marie-Nicole Lemieux
Tim Mirfin
Beate Ritter
Arnold Schoenberg Chor
Vienna Radio Symphony Orchestra / Bertrand De Billy, conductor

Directed by Laurent Pelly
New Production of Theater an der Wien

Premiere at Theater an der Wien /Das Neue Operhaus - January 13, 2009
Filmed by ORF

“There’s more to life than top notes,” Natalie Dessayhas said. She has, of course, made her reputation with the florid, stratospheric heroines of Romantic French and Italian opera, but in this new DVD from Vienna she portrays a heroine who presents few opportunities for vocal display, but many for subtle characterisation - Debussy’s Melisande. Dessay had sung the role just once before, in concert in Edinburgh in 2005. Pelleas et Melisande is full of ambiguity and its vocal lines closely reflect Maurice Maeterlink’s often enigmatic text. A few unaccompanied, ballad-like phrases are the closest Melisande gets to an aria. For this production, premiered in January 2009 at the Theater an der Wien, Dessay’s French and French-Canadian colleagues included stage director Laurent Pelly - celebrated for riotous comedy (notably La fille de regiment with Dessay, also a Virgin Classics DVD - and his preferred designer, Chantal Thomas; Dessay’s real-life husband, bass-baritone Laurent Naouri as her jealous stage husband, Golaud; the lyric baritone Stephane Degout as her Pelleas, and the contralto Marie-Nicole Lemieux as his and Golaud’s mother, Genevieve. The high-calibre Gallic line-up was completed by conductor Bertrand de Billy. ( EMI )

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このDVD音楽的には何の問題も無いのだが...

投稿日:2010/06/27 (日)

このDVD音楽的には何の問題も無いのだが、視覚的には弱点が多すぎるのが困ったところ。細かい突っ込みどころも多々あるが、大きな問題点は2つ。クライマックスの第4幕4場で城門が閉まると歌われたのに舞台には城内(と言うには余りにも貧相だが)のセットがでんと居座っている違和感。そして、デッセイはもっと若いうちにメリザンド役の映像を残すべきだった。あらゆる気まずさをヒロインの輝きが打ち消してくれることが映像作品にはよくあるのだが、ここにはそれすらないのである。彼女の名誉のためにはこのDVDはさっさと廃盤にして、映像なしのセッションを録り直すべきである。

Timbre さん | 不明 | 不明

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デセイ、ナウリと評判の高いペリーの演出に...

投稿日:2010/04/29 (木)

デセイ、ナウリと評判の高いペリーの演出に惹かれて購入。しかし、結果は。。。ドビュッシーが作曲していた際に浸っていた象徴主義的な側面はほぼ皆無で、どこか現実的な裏さびれた家庭劇という設定にまずがっかり。舞台装置もそれに合わせて薄っぺらい。期待していたデセイもメリザンドに期待される神秘的な雰囲気が意外にない。ゴローを演ずるナウリの熱演が救いではあるが、もともとゴローのキャラクターは単純で一定の水準は他の演奏でも確保されているし。酷いのはアルケル王。ドビュッシーも(記憶違いかもしれないが)このオペラの中心的な人物と位置づけていたはずであるが、寒風の中をジャンパーを着てよたよた歩きまわる老人という感じで、この不可思議な劇すべてを見通すような叡知や透視を司る役割を期待する筆者のイメージとは遠い。これが評判高いペリーという人の舞台なのか。。。ビリー率いるオケも今一。初めてこのオペラに接するのであれば、DGから出ているブーレーズのものが群を抜く。このDVDでペレアスの本質を見損なわないように。

まるくる さん | 東京都 | 不明

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ウィーンでは今、最も刺激的なオペラ上演が...

投稿日:2009/12/12 (土)

ウィーンでは今、最も刺激的なオペラ上演が見られるアン・デア・ウィーン劇場でのライヴ。デセイ、ドゥグー、ナウリの主役三人が文句なく素晴らしい。デセイのメリザンドは意外な感もあるが、ルチア、オフェーリアなど彼女の得意とする、傷つきやすいヒロインたちの延長線上のキャラと考えれば、さほど不思議でもない。ほぼ伝統的なイメージ通りのメリザンドだが、演技はかなりアクティヴで、妖精のような軽さと透明さが感じられるのがいい。夫君のナウリが演ずるゴローも、あまり荒々しさを表立てない役作りで、彼もまた運命にもてあそばれた被害者であることが実感できる。主役三人が全員フランス人というのは、昨今の『ペレアス』上演では珍しいが、フランス語に何の不安もないのは、ありがたい。逆にちょっと気になるのは演出。「髪の場」などはト書き通りではないとはいえ、全体としては堅実な出来で、下手な読み替えをされるよりはいいが、この作品らしい世紀末的な頽廃の気配がほとんど感じられないのは、意図的なものなのか。最終場からゴローが一人残され、冒頭のシーンにつながってゆくような輪廻転生風の暗示もあるが、これはポネル演出という先例もあり、新味はない。指揮も演出に歩調を合わせて、透明で繊細ではあるが、オペラティックな量感は乏しい。

村井 翔 さん | 愛知県 | 不明

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