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世界はシステムで動く

ドネラ・h・メドウズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784862761804
ISBN 10 : 4862761801
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

『世界がもし100人の村だったら』を生んだドネラ・メドウズに学ぶ「氷山の全体」を見る技術。株価の暴落、資源枯渇、エスカレートする価格競争…さまざまな出来事の裏側では何が起きているのか?

目次 : 第1部 システムの構造と挙動(基礎/ “システムの動物園”にちょっと行ってみる)/ 第2部 システムと私たち(なぜシステムはとてもよく機能するのか/ なぜシステムは私たちをびっくりさせるか/ システムの落とし穴…とチャンス)/ 第3部 システムと私たちの根底にある価値観に変化を創り出す(レバレッジ・ポイント―システムの中で介入すべき場所/ システムの世界に生きる)

【著者紹介】
ドネラ・H・メドウズ : 1941年〜2001年。化学と生物物理学(ハーバード大学で博士号を取得)を修め、その後マサチューセッツ工科大学(MIT)の特別研究員。1972年、『成長の限界』(ダイヤモンド社)の主執筆者として、限りある地球の人口と経済成長のダイナミクスを一般の人々に向けて解説。1991年、ピュー財団の保全・環境分野の研究者として認められ、1994年にはマッカーサーフェロー賞を受賞。1996年、サステナビリティ・インスティテュートを設立し、システム思考や組織学習を用いて、経済、環境、社会分野の課題に取り組む

枝広淳子 : イーズ代表/チェンジ・エージェント会長。東京大学大学院教育心理学専攻修士課程修了。心理学を活かし、「自分や人を変える」技術を構築。講演、研修、執筆、テレビ出演ほか、企業の社会的責任(CSR)などのテーマで企業の変革コンサルティングを実施している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ひろき@巨人の肩

    システム・ダイナミクス入門書。世界はフローとストック、フローを調整するフィードバックループでモデル化できる。またシステムの集合体はヒエラルキー、レジリエンス、自己組織化を形成。興味深かったのは、人間はイン・アウトのフローに着目し事象を線形に捉えがちだが、ストックによる時間遅れと自己強化型/バランス型フィードバックループが非線型に応答を作り出す。問題システムの変革に必要なのは、フローと雲との境界線の理解、パラダイムシフト、正しい言葉によるシステムの再定義。著者の努力は今日のSDGsに継承されている。

  • mattu

    1回での理解は難しいです。考えたいメインシステムには、サブシステムが絡み合っている。考えすぎても考えなさすぎてもいけない。求めるシステムが俯瞰できる塩梅が難しいです。実践しながら探していくしかないですね。

  • T K

    読み進めるのに格闘したが最後の付録でおさらいできた。ストックとフロー、自己強化型とバランス型フィードバック。成長することで限界への到達スピードを加速させる結果になる事例が考えさせられた。

  • エリナ松岡

    ピーターセンゲ著『学習する組織』はこんな内容だったような、と思ったら解説によると著者はセンゲの友人とのこと。やや抽象的な話が多く読後にすっかり理解したという満足感は得られないかも知れませんが、終始丁寧な説明なこともあり難解ではないと思います。▼何気に一番印象に残ったのは、システムを分析する際にシステムのインプット・アウトプットばかりに目が行きがちだけれども、現在のシステムの状態、つまりストックとフローのうちのストック部分を見落としがち、という所です。

  • Ujiro21

    通勤用に。本来なら微分方程式をたてる様な様々なシステムが、言葉と簡易な図で分かりやすく語られていて面白かった。フィードバックループで起こりうる振動や自己強化型フィードバックがプラスにもマイナスにも働き、レバレッジポイントが直感とズレている話は興味深い。解説を読むまで、『成長の限界』の著者と知らず。後半の普遍的で一般的な話は少し説教臭く感じつつも、コミュニティから対話への言及になる辺りにシステムという包括的な視野の広がりが楽しい

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