トーマス・A・マッキーン

Individuals/organizations Page

Books

ぼくとクマと自閉症の仲間たち

トーマス・A・マッキーン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784907725563
ISBN 10 : 4907725566
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ずっとずっと「困った子」だって言われてきた。ずっとずっと原因がわからなかった。でも「自閉症」だって知ってから謎が解けた。世界が広がった。友だちができた。自閉症の仲間のために活動を続ける男性当事者の手記、待望の邦訳。

目次 : 1 ぼくと自閉症(困った子は閉じこめろ/ 施設で見たあれこれ/ 世界に参加してみる/ 自閉症との出会い/ 自閉症について説明しよう/ 「自閉症のプロ」として)/ 2 ぼくと友だち(大事な友だち、グウェンドリンのこと/ グウェンドリンのことば/ 友情にありがとう/ トムとの出会い マイラ・ローゼンバーグ)/ 3 仲間たちのために言っておきたいこと(聴覚訓練/ トーマス流ストレスのなだめ方/ クマの買いかた/ ぼくのこれから)/ 4 ぼくの中の詩人(詩の序文)

【著者紹介】
トーマス・A・マッキーン : アメリカ合衆国オハイオ州コロンバスに生まれ、育つ。幼い頃から育てにくい子、困った子と言われ、もてあました親の手によって精神障害者の施設に入れられる。そこから出たあと、自分が「自閉症」であると知り、自閉症に関する知識を求めて多数の文献にあたる。やがて自閉症児の親の会に参加したのをきっかけに、仲間の生活の質を上げるためのさまざまな言論活動や発明を行うようになる。アメリカ自閉症協会の委員も務める

ニキリンコ : 幼い頃から周囲との違和感を抱きながら育つ。大学に二度進学するも、二度とも中退。自分の違和感の原因を突き止めようと、英語の文献に多数あたるうちに、翻訳家となる。30代になって初めて、知能・言語の遅れを伴わない高機能自閉症と診断される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • るぅ

    10年以上前に出版された本なので、自閉症の支援環境は今とはだいぶ異なります(日米の違いもあるし)。でも自閉症者トーマスから見た世界は参考になります。ご自身も当事者であり著書も多いニキ・リンコさんによる翻訳なのですが、彼女のあとがきもまた、大いに参考になりました。

  • りんふぁ

    訳者ニキさんの本で知って読んでみた。自閉症の世界ってほんと不思議。

  • yos

    トーマスの文章は読みやすい。文章を読む限りでは自閉者に特有の困難さはあまり感じられない。しかし、トーマスの友人が寄せた手紙を読んだ時、印象は一変した。そこにはトーマスの並々ならぬ努力と友人たちのさしのべた手の温かさがにじみ出ていて、思わず目頭が熱くなった。トーマスの友人たちは、自閉という殻ではなく、その中にいたトーマス本人を見つけ出した。支援者のあるべき一つの姿である。今、社会との確かな接点を持ち、自分の役割を明確に認識しながら、トーマスは日々成長し続けている。自閉者と健常者の共生する社会の実現を求めて。

  • 言いたい放題

    図書館にない

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items