トーマス・シェリング

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ミクロ動機とマクロ行動

トーマス・シェリング

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784326550760
ISBN 10 : 4326550767
フォーマット
出版社
発行年月
2016年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
20

内容詳細

「マクロの結果は個人の考えているようにはならない」―クルーグマンが『自己組織化の経済学』で絶賛した、2005年にノーベル経済学賞を受賞したシェリングの代表的著作。

目次 : 第1章 ミクロ動機とマクロ行動/ 第2章 椅子取りゲームの数学/ 第3章 サーモスタット、レモン、クリティカル・マス・モデルなど/ 第4章 選別と混合―人種と性別/ 第5章 選別と混合―年齢と所得/ 第6章 子供たちの遺伝子を選ぶ/ 第7章 ホッケーのヘルメット、サマータイム―二値選択モデル/ 第8章 驚くべき60年―ヒロシマの遺産(ノーベル賞受賞講演)

【著者紹介】
トーマス・シェリング : 2005年ノーベル経済学賞受賞。ハーバード大学政治経済学教授を経て、メリーランド大学経済学・公共政策特別教授

村井章子 : 翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • KAZOO さん

    2005年にノーベル経済学賞を受賞した人の論文集です。受賞時の記念講演も収められています。そのために少し読みにくい感はありますがこの人の主張しているミクロレベルの行動が経済のマクロレベルに大きな影響を与えるというのは今の世界にもっとも当てはまるのではないでしょうか?ツイッターやSNSでの情報が早く伝わりそれが大きな影響を当てていくのでしょう。私は少し前に読んだ「ヘリコプターマネー」よりもこちらの方がはるかに説得力がある気がしました。

  • 渡邊利道 さん

    個人の選択が社会にどう影響を与えるかを分析するゲーム理論の専門家による行動経済学の一般向けの啓蒙書で、わかりやすい話しが多くて大変読みやすく面白い。後半では数学的証明もきちんと出てくるので教科書的にも役立つと思う。共有地や中古車などおなじみに話も割合出てくる。均衡はそれ自体では善ではないとか、まあわりと常識的な話という感じもするが、クリティカル・マスとか加速度原理とかひとつひとつのエピソードの説明が明快で面白いのでやっぱり良い本であると思う。もっとも訳者解説がないのはさすがにちょっと不親切だと思った。

  • vonnel_g さん

    講演会での席の埋まりかたから始まる、「人の行動が様々な活動の全体をどのように動かすか」のお話。最後の方にグラフと数式が多少出てくる以外は概ね読みやすくて面白い。最後のノーベル賞の記念講演がとてもいい。

  • うれいちゃん さん

    そことなく難しい内容。『マクロの結果は個人の考えているようにはならない』というのが本書に一貫しているテーマではあるが肝心の内容が難しい。特に人種と性別の章で扱ったモデルは複雑だと感じる。一方で二値選択モデルやクリティカルマス、椅子取りゲームの数学は興味深い内容で溢れている。

  • neugierde さん

    人は人の行動に影響を受ける。他人がどうするかを見てから自分の行動を決める人が多い。他人がどうだろうと自分はこうする!という人が一定数いないと、世界は動いていかないんだなぁ。日本でイノベーションが生まれにくいってのも、そういうことなんだろうな。

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トーマス・シェリング

1921年米国カリフォルニア州生まれ、2016年逝去。1944年カリフォルニア大学バークレー校卒業。1951年ハーヴァード大学で経済学Ph.Dを取得。イェール大学、ハーヴァード大学、メリーランド大学で教授を歴任。2005年ノーベル経済学賞受賞

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