小さなトロールと大きな洪水 講談社青い鳥文庫

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062854672
ISBN 10 : 4062854678
フォーマット
出版社
発行年月
2015年02月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
132p;18

内容詳細

パパはいないし、おなかもぺこぺこ。ムーミントロールとママは、あたたかくて気持ちのいい場所をもとめて、暗くて寒い森の中をさまよいます。たどり着いた一軒の家。中から出てきた赤い髪の少年はパパに会ったことがあるようで…。第二次世界大戦期、トーベ・ヤンソンが安らかさをもとめて描いた、ムーミン童話の記念すべき第一作。末吉暁子先生の巻末エッセイ付き。小学中級から。総ルビ。

【著者紹介】
トーベ・ヤンソン : 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術家一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界じゅうで評判に。1966年国際アンデルセン賞作家賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去

冨原眞弓 : 1954年生まれ。パリ・ソルボンヌ大学哲学博士。聖心女子大学哲学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 🫧 さん

    ★★ムーミントロールは、お母さんとともに、いなくなったお父さんを、途中で出会ったスニフとともに探す旅にでる。ようやくお父さんらしき有力情報を得たが、大きな洪水が起きてしまう。シリーズ第1弾。 *幻の第1弾。ムーミンはもちろん知っていましたが、原作を読んだことがなかったため、今作から追うことにしました。書かれた背景もあり、楽しく読めました。

  • 朔ちゃん さん

    この作品は、ムーミンシリーズの初期にあたり、イラストもキャラ設定も異色だということで、作者自身が翻訳になかなかGOサインを出さなかったという。陽が差さないとか洪水とかどこか不穏な世界観…ニョロニョロも不気味だし…。でもその暗さに惹かれてしまう。夢のチョコレート工場みたいなシーンで児童向けの作品だと思い出す。小さなトロールたち及び他の登場人物の人間くささが良い。親近感がわいてより可愛く思える。【ムーミン1】

  • 月島のん さん

    初めてムーミントロールの話を読んだ。これは処女作らしく、ほかのムーミン童話とは少し異なるそう。この不思議な世界が好きになったので、ぜひ他のムーミン童話も読んでみたい。

  • NOYUKI さん

    ムーミン展を見に行って、遅ればせながら読んでみました。これが、一作目なのね。ムーミンって家付き妖精だったんだ。ママがずいぶん強くてびっくりした。

  • wknwkn さん

    ムーミン読破したいと思って第1巻と思って借りましたが、幻の第1作だったのですね。ムーミンの背景にも戦争があったのですね。お話の底流にある不安を感じる。最後に谷にあのお家があったのは嬉しかったなぁ。

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