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ムーミン谷の夏まつり 新版 講談社文庫

Tove Marika Jansson

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065398463
ISBN 10 : 4065398460
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジャスミンの香りにつつまれた6月の美しい午後、火山の噴火がムーミン谷をおそいます。

洪水がおしよせてきて、ムーミン一家は、流れてきた大きなおかしな家に移り住むことに。

なんとそれは、 ”劇場”でした!

舞台監督フィリフヨンカの妻、エンマにおそわりながら、劇を知らないムーミン一家は、自分たちで芝居をやってみることに。

ムーミントロールやスノークのおじょうさんが逮捕されたり、ちびのミイと24人の子どもたちがスナフキンにひろわれたり。

さあ、手にあせにぎる夏至の大冒険がはじまります――!


   

『ムーミン谷の夏まつり(原題 FARLIG MIDSOMMAR)』は1954年に発表された作品で、原題は「おそろしい夏まつり」という意味です。発表された順番だと4番めのムーミンのお話になります。

ながく愛読されてきた児童向けのハードカバー版「ムーミン童話集」(1990年初版 全9巻)の改訂版「ムーミン全集[新版]」が2019年に刊行されました。「しあげの練習」を「リハーサル」、「頭のまげ」を「結った髪」、「うす絹」を「チュール」にするなど、いまの言葉にあわせた、より読みやすいムーミンの物語になりました。

講談社文庫では、1978年からムーミンの物語をご紹介してきました。本書は、2025年小説ムーミン誕生80周年記念として、2019年の改訂版のテキストにあらためた[新版]です。トーベの手になる68点もの挿絵とともに、ムーミンの物語をお楽しみください。


《収録》
解説‥‥下村隆一
ムーミン谷の魅力 4『ムーミン谷の夏まつり』この世は舞台、ひとはみな役者‥‥冨原 眞弓 

*この本は『ムーミン全集[新版]4 ムーミン谷の夏まつり』(2019年講談社刊)の文字づかい等を改めたものです。
*中学生以上漢字にふりがな

【著者紹介】
トーベ・ヤンソン : 1914年8月9日‐2001年6月27日。画家・作家。彫刻家の父、挿絵画家の母のもとにヘルシンキで生まれ、幼い頃から画家を目指す。ヘルシンキ、ストックホルム、パリで絵を学び、政治風刺雑誌『ガルム』や児童書、新聞の挿絵等を精力的にこなした。ムーミン小説9作品は、戦争中、自分自身の安らぎのために執筆した『小さなトロールと大きな洪水』(1945)から始まった。1966年国際アンデルセン賞受賞、1976年プロ・フィンランディア勲章受章

下村隆一 : 1929年‐1969年。翻訳家。大阪府生まれ。東京大学経済学部を病で中退後、スウェーデン語を学び始める。北欧児童文学の翻訳者として大いに活躍するも自動車事故により惜しまれながら急逝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • りぼこ

    娘への読み聞かせにて読了。知らないキャラクターだらけ!

  • 栗林

    面白かった。スナフキンの面倒見の良さに驚いた。 ムーミン谷はよく災害があるんだなあと思った。 彗星に噴火に地震に大水。でもみんな陽気だし、大らかだから、どんなに大所帯になってもギスギスしてないのがいい。劇場や公園番がいる公園もある、ムーミン谷の外は結構栄えてるんだなと思った。

  • drkn

    リトルミィが本格的に登場する巻。スノークのおじょうさんは家族と逸れて中々の狼狽っぷりを見せてくれたのにミィは全然平気、今までのムーミンキャラに輪をかけて口が悪く目が離せない。 今作のテーマは舞台、芝居。なのだろうか。劇場と芝居を尊びムーミン一家に教え込むエンマ。芝居や衣装を通して違う自分になる楽しさを学んだミーサ。ムーミンとまるでお芝居のような劇的な再会を果たしたことで、劇場を警官へムルが感心する程に楽しくしたスナフキン。ここら辺がキーキャラクターのように思える。心が溶けたように明るく笑うエンマが印象的。

  • 腐女子まっしぐら

    スナフキンがカッコ良すぎる。子供に対して僕が海に飛び込むか、おまえたちをぶちころすか、どちらかだななんてセリフ吐いてかっこいいのはスナフキンだけ笑

  • 卍ザワ

    日本の夏祭りと違い、「ムーミン谷の夏まつり」はスェーデンの夏至、ミッドサマーを祝うことになる。状況説明が、ごちゃごちゃして、解りにくかった。初読のはずたが、既視感のあるストーリーだな、と思ったら、ユーチューブのゲーム実況で見たヤツで、そのゲーム化したさいのモトネタになるのかな。

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