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ムーミン全集 新版 3 ムーミンパパの思い出

Tove Marika Jansson

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065160732
ISBN 10 : 4065160731
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ムーミンパパは、自らの「思い出の記」を記します。みなし子で、まわりにその才能をなかなか理解されなかった暗い時代、なにかになりたくて、ひとり、自由な世界へ飛び出したのでした。天才発明家のフレドリクソンとともに、大海原や空を大冒険します。スニフのお父さん、スナフキンのお父さん、ミムラとちびのミイといった魅力的なキャラクターたちがつぎつぎ出てきて、にぎやかな人生の賛歌を奏でます。現代的な文章で、読みやすく、クリアで美しいさし絵に、全点差し換え。原書最終版に基づき細部にこだわった決定版。

【著者紹介】
トーベ・ヤンソン : 画家・作家。1914年8月9日フィンランドの首都ヘルシンキに生まれる。父は彫刻家、母は画家という芸術一家に育ち、15歳のころには、挿絵画家としての仕事をはじめた。雑誌「ガルム」の社会風刺画で一躍有名となる。ストックホルムとパリで絵を学び、1948年に出版した『たのしいムーミン一家』が世界中で評判に。1966年国際アンデルセン大賞、1984年フィンランド国家文学賞受賞。2001年6月逝去

小野寺百合子 : 翻訳家。1906年、東京生まれ。東京女子高等師範学校附属高等女学校専攻科卒。公使館付武官の夫の赴任にともない、ラトビア、スウェーデンに長期滞在する。戦後はスウェーデン文化の普及に努め、1981年、スウェーデン国王から勲一等北極星女性勲章を受章。1998年3月逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ヴェネツィア

    ムーミンパパの子ども〜青春時代の回想記をムーミンたちに話して聞かせるという構成を採る。ムーミンの一世代前のお話で、作中にはロッドユール(スニフの父親)やヨクサル(スナフキンの父親)も登場し、ムーミンファン必読の一書。巻末で高橋静男氏も指摘しているが、ムーミンパパをはじめ、フレドリクソンやヨクサルら一堂に共通するのは、限りなき自由への憧憬だろう。そして、それは畢竟トーベ・ヤンセンの文学の本質を形成するものでもあった。なお、最後にはムーミンママとのなれそめも語られる。

  • keroppi

    ムーミンパパによる自伝。若き日の思い出。ムーミンパパは、みなしごだったんだ。孤児院を抜け出して冒険の旅へ。スニフやスナフキンのお父さんが登場したり、ムーミンママとの出会いがあったり。その発想力の自由さと伸び伸びとした展開に引き込まれてしまう。ムーミンパパは最後に語る。「冒険のすばらしい時代がこれでおしまいだとは、どうしても信じられないのです。それではかなしすぎますものね。」読者の目の前にも驚くような可能性が広がっていて、そこに一歩踏み出して欲しいと。

  • おっとっとっ

    ムーミンシリーズ4冊目! ムーミンパパの思い出はムーミンパパが語り手として物語が進んでいきます(*´꒳`*) ムーミンパパ以外にスニフのお父さんやスナフキンのお父さんなども登場するので読んでみてはいかがでしょうか(^^)

  • えんちゃん

    忘れた頃に、はいムーミン。シリーズB。ムーミンパパが過去の冒険を語る。パパの出自の秘密、スナフキンとスニフのお父さんの話。みんな自由だ。自分の想いを、誰に忖度することなく、ずばずば語る。子供の頃に出会っていたらきっと人生が変わってたね。冒険と発明と家族愛の物語。ところで、ムーミンって名前だと思っていたけど、種族の名称だった。私がムーミンと思っていた彼の名前は実はトロール。明日誰かに話したくならない豆知識で御免。

  • クラムボン

    第3巻はムーミンパパの若い頃のお話。前巻でパパが熱心に自伝を書いていた。それをこの巻でムーミンとスニフやスナフキンに披露します。…と言うのも、彼らのお父さんたちも登場するからです。そしてミムラ一家とムーミンママとの出会いも語られる。この巻も物語がさほど面白いとは思えないが、登場するものたちが極めてユニークなのだ。規則大好きなヘムレンさん、唐突に登場する…ただ漂うだけのニョロニョロ、何でも齧ってしまう二ブリング。取り留めの無い物語に不思議なものたちとの交わり。これがムーミンの世界なのかな。

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