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とてつもない失敗の世界史

トム・フィリップス

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784309227771
ISBN 10 : 4309227775
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

メガトン級の「大失敗」列伝!誤って木から落ちた人類の祖先ルーシーから、国を滅ぼし、生物を弄び、環境を壊した、想像を絶するダメさ加減に「人類の本性」を見る、世界27ヶ国で訳されているベストセラー!人類はなぜヘマを繰り返してきたか、救いようのない人間のあんぽんたんぶりを思い知るためのあまりにユーモラスな本。

目次 : 第1章 人類の脳はあんぽんたんにできている/ 第2章 やみくもに環境を変化させたつけ/ 第3章 気やすく生物を移動させたしっぺ返し/ 第4章 統治に向いていなかった専制君主たち/ 第5章 誰が誰を、誰が何をどう選ぶかの民主主義/ 第6章 人類の戦争好きは下手の横好き/ 第7章 残酷な植民地政策もヘマばかり/ 第8章 外交の決断が国の存亡を決める/ 第9章 テクノロジーは人類を救うのか/ 第10章 人類が失敗を予測できなかった歴史

【著者紹介】
トム・フィリップス : ロンドンを拠点とするジャーナリスト兼ユーモア作家。ケンブリッジ大学で、考古学、人類学、歴史学、科学哲学を学び、テレビや議会でコメディーを披露するグループに所属していたこともある。前職はバズフィードUKの編集ディレクターとして、深刻な報道からユーモア記事まで幅広く扱ってきた。現在はニュース記事の事実関係の真偽を確認する慈善団体フルファクトの編集者

禰宜田 亜希 : 翻訳家。早稲田大学卒業。椙山女学園大学でおもにイギリス文学を、ニュースクール大学とニューヨーク市立大学でアメリカ文学を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • trazom

    イギリス人らしいシニカルな口調で、失敗の世界史を、人間の無能さ、環境破壊、動物(家畜)、専制君主、民主主義、戦争、植民地政策、外交、テクノロジー、技術による犠牲という10の切り口で語っている。この語り口を面白いと感じるか、スノビッシュな嫌味と受け取るかは、人それぞれだろう。通常の世界史の教科書には出てこないような極端な例ばかりだが、ホラズム朝とか、毛沢東の四害駆除運動、スコットランドのダリエン計画、エジプトのファルーク王など、恥ずかしながら今まで全く知らなかった事実に出会えたのは収穫である。

  • 星落秋風五丈原

    失敗しないで生きたいと誰もが思うものの、生まれてから死ぬまで一度も失敗しない人はいない。「他山の石」という諺もあるように、我々は先人の間違いを数多く見て来て、それを自分の糧にしようと心がける。にもかかわらず、似たような失敗をしてしまう人間は、実は学ばないイキモノなのか?なぜ失敗してしまうのか。 理由その1.今まで一度もやったことがないから。 理由その2.1と似ているが、頭で考えたことが正しいと思い込むから。理由その3.他人は失敗したが、自分だけは失敗しないと思い込むから。

  • サアベドラ

    偉大なる人類が行ってきた失敗や愚行の数々をユーモアを交えて紹介したノンフィクション。著者はイギリス人のユーモア作家。人間という生き物は、行動力は一級品だが先を読む力に関しては欠陥品もいいところで、うっかりやっちまったときの破壊力が凄まじい。環境や生態系を修復不能まで破壊し、自国を滅ぼし、民主的に独裁者を誕生させ、人口ピラミッドが凹むほどの戦争を行う。本書を読めば、自分もそんな人類の一員であることを誇りに思えること請け合いで、きっと自分の些細なミスも笑って許せるようになれるはず。笑えるが笑えない本。

  • 環境破壊と植民地支配に対する筆者の隠しきれない憎悪が伝わってくる。まあなんだな、未来を見るための一番有用な道具は過去ということかな。最後らへんはちょっと飛ばし読みに。翻訳もののノリはやっぱりなんかちょっと苦手だ。

  • 雪丸 風人

    人類の派手な失敗をタイプ別にこれでもかと挙げ連ねる本書。池上彰さん推奨なので手にしましたが、初耳の話ばかりで学びにあふれていて、思わぬ拾い物となりました。面白いのは、歴史に残るような失敗の大部分は男性の判断が元になっているという事実。炎上する川、ウサギ地獄、グアムの受難、狂帝まかり通る、妄想科学などの話も興味深かったですね。ただし、たった一行とはいえ、ホロコーストと慰安婦を同列にする記述がある点は評価が分かれそう。世界が日本をどう見ているかを知るきっかけにはなると思いますが。(対象年齢は15歳以上かな?)

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