Books

映像が動き出すとき 写真・映画・アニメーションのアルケオロジー

トム・ガニング

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622090540
ISBN 10 : 4622090546
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“動く”イメージの視覚文化論を鮮やかに展開し、映画・写真・アニメーションの映像文化圏を見晴らす。「アトラクションの映画」で知られる泰斗ガニング初の論文集。日本語版オリジナル編集。

目次 : 第1部 遊戯するイメージ(視覚の新たな閾―瞬間写真とリュミエールの初期映画/ インデックスの何が問題なのか?あるいは、さまざまな偽造写真/ 継起性の芸術―コミックを読むこと、書くこと、見ること)/ 第2部 “動き”としてのイメージ(インデックスから離れて―映画と現実性の印象/ 動きのアトラクション―近代的表象と運動のイメージ/ 静止したイメージと動くイメージのあいだの戯れ―一九世紀の「哲学玩具」とその言説)/ 第3部 アニメーションという魔術(変容=変形するイメージ―運動とメタモルフォーゼというアニメーションの起源/ 瞬間に生命を吹き込むこと―アニメーションと写真の間の秘められた対称性/ ゴラムとゴーレム―特殊効果と人工的身体テクノロジー)

【著者紹介】
トム・ガニング : シカゴ大学美術史・映画メディア学科名誉教授。初期映画研究・メディア史研究。厖大な数の論考において多様な映像文化・視覚文化を精力的に論じつづけている

長谷正人 : 1959年生まれ。大阪大学大学院人間科学研究科博士課程中退。早稲田大学文学学術院教授。映像文化論・文化社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • gu

    私には難しい本だったが、第8章「瞬間に生命を吹き込むこと」はアニメーションと映画に興味のある人には特に面白い議論ではないかと思う。時間を固定化する写真はしかし見る者に動きを想像させる潜在力を持っており、一方でアニメーションは静止状態であるイメージを用いて動きの知覚を生み出す。ここにおいて(写真的な実写)映画とアニメーションは対立するものでは無いことが明らかになる。それら2つの異なる方向から、時間と動きの経験が異化され、(映画を見る)私たちは瞬間というものを改めて発見し、驚くことができる。

  • takao

    ふむ

  • あんすこむたん

    若干難しめ。しかし、この本の発想が、アニメや映像に関する考えに影響を与えているのは、間違いないと考える。

  • STO

    視覚の新たな閾――瞬間写真とリュミエールの初期映画 インデックスの何が問題なのか? あるいは、さまざまな偽造写真 インデックスから離れて――映画と現実性の印象 全体的にアガンベンのイメージ論を連想する。インデックスから「運動」への議論転換は、視覚中心主義からの離脱にも読めて良い。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items