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災害とレジリエンス

トム・ウッテン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784750340500
ISBN 10 : 4750340502
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

目の前の悲惨な状況、政府の大失態と高圧的な態度…。この街を愛するがゆえに、過酷な試練と闘い決して屈せず、コミュニティ再生に懸けた住民と地域リーダーたちの勇気と希望の物語。

目次 : 第1部 クレセント・シティとカトリーナ(「故郷を思い出す場所」/ 無防備な街/ 「間借りした家のソファー」)/ 第2部 一年後(「世界すべてが灰色」/ ビラージ・デ・レスト「地図にその名をまた刻む」/ ハリグローブ「地区を作り直す」/ レイクビュー「邪魔するな」/ ブロードムア「これはどこにでもある計画ではない」/ ロウワー・ナインス・ウォード「質問ばかりで、答えのない会合」/ 各地区と市全域の都市計画「約束はもらえど、守られず」)/ 第3部 鳴り響く鐘の音(ブロードムア「日常生活を取り戻せ」/ ビラージ・デ・レスト「皆、つながっている」/ ハリグローブ「ゆっくり、けれど確実に」/ レイクビュー「状況は大きく変わった」/ ロウワー・ナインス・ウォード「家にいるのが一番」/ 栄誉)

【著者紹介】
トム・ウッテン : 2008年、ハーバード大学卒。卒業後はニューオリンズに転居し、ハーバード大学ケネディ行政大学院(ケネディスクール)の研究者、地区のボランティア・コーディネーター、小学校5・6学年のライティング教師として活動する

保科京子 : 大学卒業後、広告代理店を経て、英国系航空会社で客室乗務員として勤務。2003年より翻訳業務に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 1.3manen

    ’12年初出。ニューオリンズは景気、人口減衰の一途にあった。公立学校は資金難。生活インフラは劣化。高齢住民の家のペンキは剥がれ、空き家が放置され、ゴミ溜まる(41頁)。ここの住民の28%は貧困線以下の生活(62頁)。途上国アメリカという地域もあるのだ。食料、飲料水、電力もなく、外界と連絡も取れないまま、暑苦しい環境で避難者は救助を待った。病人の姿は見るに堪えない様子(84頁)。メキシコ湾岸の住民は残骸の処分で廃棄物が1辺90センチの立方体で地球1周分という(112頁)。

  • アーク

    ハリケーン・カトリーナはニューオーリンズを完膚なきまでに破壊し尽くし、全米一魅力的な都市は存亡の危機に立たされた。そして本書は、そんな絶望的な状況からニューオーリンズが復興を遂げるまでの過程を緻密に綴っていく。ニューオーリンズは未だに復興途中ではあるけれど、着実に元の姿を取り戻しつつある。そしてその裏で尽力した、この街を愛する人々に心打たれた。ハリケーンに限らず、災害から乗り越えるためには人々の団結が必要だよな。その心構えを新たにした一冊。

  • takao

    ふむ

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