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バディ入門 「ツレ」がいるから強くなれる!

トミヤマユキコ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784479394334
ISBN 10 : 4479394338
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2024
Japan

Content Description

まぁ、わたしら夫婦は男と女だけど、色恋じゃなくて友情で磨き上げたこの関係性を見てくれよ。頼むよ。そんな思いになることが、しばしばあります。男女としかみなされないことが、なんだか息苦しい。みなさんの中にもそんな風に感じているひとがいるのではないでしょうか。そこで、バディものの出番です。

目次 : 1章 バディってなんだ!?―仲良し夫婦は、男女バディになれるのか?/ 2章 バディはなぜクセの強い車に乗るのか?―世間の目よりも互いの目を意識する関係/ 3章 事件もケンカもなくても、バディになれる―自分は誰かにとって「特別」なんだと実感する日/ 4章 「イカゲーム」は切なすぎるバディものである―熱量が違うふたりの関係はこじれがち/ 5章 愛より恋より大人の女バディが欲しい―限定一席のスペシャルシートに座るのは誰?/ 6章 芸だけじゃなく人生まるごと見せてほしい!―今どきの芸人は舞台裏まで見せるべきか?/ 7章 新旧バディはココが違う―我々が感じる「エモさ」の源とは!?/ 8章 男女バディの友情と恋愛―「友情」は「恋愛」の上位互換たりえるのか/ 9章 ヒトとモノがバディになるとき―モノにもパワハラはダメな時代?/ 10章 老後のバディ―年を重ねた先に出会うかけがえのない存在/ 11章 あなたがいたから私がいる…ライバルバディ―全力でぶつかり合う唯一無二の関係/ 12章 「シンメ」と「ケミ」―アイドルグループの中からバディを見つける宝探し/ 13章 絵本の中のバディ―「友達100人できる」前に知っておきたいこと/ 14章 主従関係を超えるバディ―「使い魔」は友達か下僕か問題/ 15章 ずっと一緒!だけでは成立しない―兄弟バディにおける血と愛と絆/ 16章 自己責任時代の幸福論―自分で選んだ「一緒に生きていきたい人」/ 特別対談 トミヤマユキコ×サンキュータツオ

【著者紹介】
トミヤマユキコ : 1979年、秋田県生まれ。早稲田大学法学部、同大学大学院文学研究科を経て、東北芸術工科大学芸術学部准教授を務める。手塚治虫文化賞選考委員。大学では現代文学・少女マンガ研究や創作指導を担当し、ライターとしても幅広く活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • nonpono

    何だか読んだことがある文体だなと思ったら少女漫画におけるブサイクについて書いた方なんですね。映画、漫画、絵本、アニメにおいてのバディ論。あなたが好きなバディは誰ですか。わたしは、ちびまる子ちゃんのまるちゃんとたまちゃん、あとはあぶない刑事かな。ケンカはしてもいいですが、裏切りとか決裂がなく、ほんのりじゃれているのを眺めたいですね。女子におけるバディ論で、相手の結婚は関係ない、に同感ですよね。あ、あと最近なら錦鯉や電気グルーブの子供のような大人バディが、ほんわかしますよ。信頼があるからふざけられるみたいな。

  • ルート

    いろんなバディのパターンを解説している本。まる子はたまちゃんとバディ。錦鯉は遅咲きのサクセスストーリーのバディ、みたいな。理想の男女バディとして、ゴールデンカムイの杉元とアシリパさんを挙げてるけど、めっちゃわかるーって共感した。主人公と動物っていうバディパターンもあるのか。本書にはないけど、P5の主人公とモルガナもバディかな。

  • 鹿ノ子

    なるほど、と納得してしまう楽しい評論でした。本も映画も漫画もドラマも、バディものは楽しい!ちなみに私も男女バディでは恋愛に発展しないストーリーの方が好みです。

  • ニョンブーチョッパー

    ★★★★☆ バディという切り口で、アニメや漫画、芸能人なんかを見てみると、1人や3人グループでは作れない、2人の関係性や距離感がいい感じですね。芸人の相方は、夫婦のようであり、夫婦以上のようなものでもある、というのはなるほどそうなのかと思う。

  • 通りすがりの本読み

    すごく面白かった。難しくなくサクサク読めます。映画やドラマ、アニメなどの様々なシチュエーション(男女、同性、ヒトとモノ、主従にライバルなどなど)のバディ物を例に出して説明してくれるので「成る程なぁ〜」と思いました。この本に挙げられた作品をちょっと見たくなりました。あとサザエさんの「磯野と中島」ちびまる子ちゃんの「まる子とたまちゃん」の関係性をバディとして深く考察してる人を始めてみました(褒め言葉)いい気分転換にもなる本でオススメです。

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