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天幕のジャードゥーガル 5 ボニータ・コミックス

トマトスープ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784253264501
ISBN 10 : 4253264506
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2025
Japan

Content Description

ボラクチンの計略によるオゴタイ暗殺未遂の件で捕らわれたドレゲネを救出したファーティマ。帝国と戦うべく自分たちが魔女となることを誓ったふたりは、ボラクチンの秘密を利用し彼女に接近、ドレゲネは第二妃の地位を得る。1233年、オゴタイはペルシア総督府を定め、帝国の支配領域を着実に拡大していく。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kagetrasama-aoi(葵・橘)

    「天幕のジャードゥーガル」第五巻。最新巻。結局のところ、回りを征服し続けて、他民族を蹂躙して、モンゴル民族の帝国を作る。交易がスムーズになったとか言ってるけど、蹂躙された側にとっては良いことなんて一つもない、復讐心を募らせる魔女を生むだけなんだよね。他民族に戦争をしかけて(&婚姻とかも)領土拡大するのは歴史の流れなんだろうけど、読んでいて楽しくない。(と言うかどちらかと言うと胸糞悪い。)と言うことで、どんな風にモンゴル帝国をファーテマが蝕んでいくか期待大の心地で次巻待ちます。

  • 空のかなた

    13世紀オゴダイ時代のモンゴル帝国の勢いが伝わる。モンゴルの国政を議論する総会議は1年に及ぶし、従属しているペルシャ等全ての民族が集う。この「場」のトップに立つオゴダイの権勢は巨大で、並大抵の覚悟では務まらないだろう。モンゴルの基盤を確固とするために「線(大陸の東と西を安全に移動できる道)」と「町(都市)」が計画的に作られていく様も見事。奴隷、征服、女性の地位の低さが当たり前の時代。モンゴルが他民族にしてきた酷い仕打ちに対して、魔女となって思い知らせてやると、ファーティマが誓う場面が強く心に残った。

  • Tomoichi

    どこの国も一族間の権力闘争と後継問題は難しい問題であり同時に国・民族で解決方法が違う。それがエマニュエル・トッドの研究につながる話になっていくんだろうけど、日本の長子相続も歴史に揉まれて出来たシムテムだったのだろう。他国と比べてどうこうって話ではない。戦後の争族問題はそこに問題がある。漫画関係ないな笑

  • JACK

    ☆ 13世紀、チンギス・カンの三男オゴタイが皇帝となり、モンゴル帝国は勢力を拡げていた。しかし、その治世は常に外敵との戦いだけでなく、血を分けた兄弟との権力争いが絶えなかった。兄弟、その妻や息子、他民族から徴用した部下の抱える嫉妬、不満、恨みにより、多くの血が流される。かわいい絵柄で描かれるのは陰謀や裏切り。えげつない強烈な物語です。アニメ化が決まったそうなので放送を楽しみに待ちます。オススメの作品です。

  • みやしん

    史実とはいえ、女性にとってはムカつく采配が続々。巻頭に人物紹介図があるが、それ以上に新登場するキャラも多いから余計にこんがらがる。国大きくなれば細部まで行き渡らなくなってくるのだ。

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