なぜ遠くの貧しい人への義務があるのか 世界的貧困と人権

トマス・ポッゲ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784903690520
ISBN 10 : 4903690520
フォーマット
出版社
発行年月
2010年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
21cm,423p

内容詳細

目次 : 第1章 人間的豊かさと普遍的正義/ 第2章 人権をどのように考えるべきか?/ 第3章 道徳原理の抜け穴/ 第4章 道徳普遍主義とグローバルな経済正義/ 第5章 ナショナリズムの境界/ 第6章 民主制を達成する/ 第7章 コスモポリタニズムと主権/ 第8章 グローバルな制度的秩序によって生み出された貧困の根絶―グローバル資源配当への覚書/ 第9章 新薬開発―貧しい人々を除外すべきか?

【著者紹介】
トマス・ポッゲ : 1953年生。専攻は哲学。1977年にドイツのハンブルグ大学で社会学ディプロム、1983年にハーバード大学で哲学博士号を取得。現在イェール大学哲学科・国際研究科教授、オーストラリア国立大学応用哲学・公共倫理センター客員教授、オスロ大学自然界における心の研究センター総括研究員、セントラル・ランカシャー大学職業倫理センター兼任教授

立岩真也 : 1960年、佐渡島生。専攻は社会学。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得退学。現在立命館大学大学院先端総合学術研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 1.3manen さん

    2008年初出。 無縁社会なら隣人の孤独死を回避 せねばならない。 これとはさらにスケールが広がる話。 最低限の正義基準。 ⑴広範な人権の欠損、 ⑵欠損の予見可能 ⑶無理なく回避可能、 ⑷代替設計の予見可能(11頁)。 章末注、重要箇所も明瞭。 分量は超長文。 貧しい国の統治者やエリートの責任。 彼らは専制的、腐敗、残忍で、 貧しい多数派の諸利益に無感覚 (55頁)。  感性、想像性に鈍いところが顕著か。 カントによると、 慢性の痛風の苦痛で生の個人的な 価値が損なわれるが、    

  • イボンヌ さん

    井上達夫さんの『リベリベ』にて、引用されていたので挑戦しました。表題の結論を見出だすことが出来ませんでした(涙)

  • 亀山正喜 さん

    あまり深めることは出来なかったが、テーマに大変興味があった。ファクトフルネスでは貧困は減っているとのことであったが、データの取り方でも違うのだろう。格差が拡がり過ぎていることは言われて久しい。国が違おうと無関係ではありえない。国を超えての再分配をどうするか。排外主義が拡大し、日本人ファースト、自国ファーストが叫ばれる中でどうデザインするのが良いか。

  • g_eiru さん

    我々先進国の住民はグローバル経済システムによって間接的に発展途上国の住民を害しているという話。先進国は安定的に資源を引っ張って来れるように独裁者であってもその権威を認め、資源を輸入する。その結果として我々は間接的にその独裁者の圧政に協力している事になるし、自然資源を盗んでいるとも言えるのではないか。 前半は難しかったけどかなり面白かったですね。後半はそういった現状を帰るためにどのようなシステムを導入すればよいかという提言があるが、正直これは夢物語にしか思えなかった。まだまだ先進国側の視点が抜けていない。

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トマス・ポッゲ

1953年生。専攻は哲学。1977年にドイツのハンブルグ大学で社会学ディプロム、1983年にハーバード大学で哲学博士号を取得。現在イェール大学哲学科・国際研究科教授、オーストラリア国立大学応用哲学・公共倫理センター客員教授、オスロ大学自然界における心の研究センター総括研究員、セントラル・ランカシャー

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