Books

宇宙・時間・生命はどのように始まったのか? ホーキング「最終理論」の先にある世界

トマス・ハートッホ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784910063430
ISBN 10 : 4910063439
Format
Books
Release Date
August/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

"★話題の天才宇宙物理学者、待望の一般書デビュー!
★世界27カ国語で刊行決定の最新宇宙論!
★「ニューヨークタイムズ」ベストセラーリスト入り!
★Amazon.com エディターたちによる「ベスト・ノンフィクション」選定図書
★並はずれた一般向け科学書に与えられる2024年度「コスモス図書賞」受賞
★宇宙物理学の重鎮がこぞって絶賛

・なぜこの宇宙はこれほど絶妙に「生命にやさしく」できているのか?
・「物理法則」は永久不変ではなく、生物と同じく「進化」する?
・多元宇宙(マルチバース)は無限ではなく有限?
・時間は「存在しない」?

本書の著者トマス・ハートッホは、車いすの宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング(2018年没)の20年来の愛弟子であり、「ホーキング最終論文」の共著者でもある天才物理学者。師からの「最後の宿題」に応えるべく、未完に終わった研究を引き継ぎ、究極のビッグ・クエスチョンに挑む。今世界で話題沸騰中の、最高にエキサイティングで感動的な最新宇宙論!

「なぜ私たちの宇宙はこのような姿をしているのか? すべてはどのように始まったのか? そして、どのように終わるのか? 著者のハートッホは、スティーヴン・ホーキングと二人三脚でこの壮大な謎を探求してきた物理学者であり、身体と発話の不自由なホーキングが晩年も並はずれた頭脳を持っていた事実の目撃者だ。本書は本当にすばらしい。本書を読めば、宇宙に関して今どこまで分かっているのか、さらに創造的な思考法とはどういうものかがよくわかる」
ーーマーティン・リース(ケンブリッジ大学名誉教授。王立協会元会長。宇宙物理学者)

「師であり共同研究者だったホーキングと同様、著者ハートッホは新説を打ち立てる野心をむき出しにしている。すべてを詰めこんだこの本は、宇宙について現在分かっていることと、未知の領域に踏み出す大胆なアイデアの両方を、わかりやすく解説してくれる。それだけでなく、今後登場するであろうさらに壮大な理論をも垣間見せてくれるのだ」
ーーショーン・キャロル(ジョンズ・ホプキンズ大学教授。量子物理学者)

「ホーキングとハートッホは""トップダウン宇宙論""によって物理学の新たな哲学を打ち立てつつある。本書はあなたの思考の枠を大きく押し広げてくれる。 極めて価値ある1冊だ」
ーー ルイス・ダートネル(宇宙生物学者。『この世界が消えたあとの 科学文明のつくりかた』)"

【著者紹介】
トマス・ハートッホ : 宇宙物理学者。1975年、ベルギーのルーヴェン生まれ。ケンブリッジ大学でスティーヴン・ホーキングの指導のもと博士号を取得。カリフォルニア大学サンタバーバラ校リサーチフェロー、欧州原子核研究機構(CERN)フェローなどを経て、現在はルーヴェン・カトリック大学理論物理学教授。専門はブラックホールとビッグバンの量子的性質。ホーキングとの20年来の共同研究でもつとに知られ、共に「トップダウン宇宙論」を提唱。2018年のホーキング逝去の翌月に発表された最終論文「永久インフレーションからの滑らかな離脱?」の共著者でもある。ホーキングからの「最後の宿題」に応えて書かれた、初の単著となる本書は、各国でベストセラーを記録。すぐれた一般向け科学書に与えられる「コスモス図書賞」を受賞した

水谷淳 : 翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ニッポニテスは中州へ泳ぐ

    宇宙を塔に例えて、垂直方向を時間次元として考えると、@ボトムアップな見方とAトップダウンな見方が可能。 @の方は通常の物理学視点。0階の大地(普遍的で盤石な物理法則)の上に順々に部屋を積み増し、過去から順に現在へそして未来へと歴史が積み重なっていく。一方、Aが著者の取る立場で、塔の屋上階(=現在)より下の階の建築構造はぼやけた霧のようになっている(量子論を踏まえて考えると突飛な発想ではないとのこと)。屋上階=現在に属している生物や物質が観測=相互作用を行うごとに、その都度下の階の建築構造が確定していく

  • ぽち

    ホーキング博士の教え子で晩年には共同研究をしていた著者が綴るドキュメント。全編の3/4はホーキングだけではなく多くの学者が紡いできた理論物理学の発展、変転が綴られる。一般相対性理論、量子力学、無境界仮説、インフレーション理論、超弦理論、ホログラフィック相対論などから、ホーキング博士が晩年にたどり着いたのは「トップダウン宇宙論」観測する行為が過去を作る、宇宙が誕生した時には時間はない。巻末のほうでAIの進化によって現れるポスト・ヒューマンがここでも語られる。私たちが知覚しうる概念は拡張、飛躍する。

  • 勝浩1958

    ほとんど分からなかった。

  • 都人

    ホーキング博士の最後の「愛弟子」の一人が語る、ホーキング博士が晩年に何を考え、何を目指していたのか。数式はなく、専門家・玄人向けではないが、それにしても大変高度な内容で一般人である素人には、理解不可能である。私は何故博士が「ノーベル賞」を受賞しなかったのか不思議に思っていたが、2020年まで生きていたら、R ペンローズ博士と同時受賞したかも知れない。しかし、著名な2人を2020年まで待たす必要はあったのか。

  • Chikant

    特定の学術分野における最新の知識を一般人の私たちはほとんど知らない。大抵はビジネス本や簡易な分野総集本で薄く紹介されるくらいだ。その場合著者に都合の良いように改変されたり曲解されていることも多いので注意が必要。 当事者(その分野で最高峰の人たちと研究をしていた人)からどのような変遷を経て今はどうなっているかを知るのは楽しい。ホーキングがこれまでの先人の研究と己のアップデートを基にどのように理論を進化させてきたのかイキイキと描かれている

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items