トビアス・ダンツィク

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数は科学の言葉 ちくま学芸文庫

トビアス・ダンツィク

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480097286
ISBN 10 : 4480097287
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2016
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間が知的営みをするには数の概念は欠かすことができない。数の概念は、ただ数えるだけの素朴な“数感覚”に始まり、自然数、整数から有理数、無理数、そして実数へと広がり、その過程で“無限”や“連続”をめぐる数多くの難問に多くの数学者が挑んできた。数千年にわたる壮大な歴史をダンツィクは平易かつドラマチックに描く。その筆致はかのアインシュタインが「数学の進歩を扱った本として、私がこれまでに手に取った本の中で間違いなく一番面白い」と大絶賛したほど。初版刊行から80年、今なお読み継がれる数学読み物の古典的名著。

目次 : 指紋/ 空白欄/ 数の伝説/ 最後の数/ 記号/ 口に出してはならないもの/ この移ろいゆく世界/ 生成の技術/ 隙間を埋める/ 数の領域/ 無限の構造/ 二つの現実/ 数の記録について/ 整数に関するトピック/ 方程式の解と累乗根について/ 原理と論証について

【著者紹介】
トビアス・ダンツィク : 1884‐1956年。ロシア帝国(現ラトビア)生まれ。フランスでポアンカレに数学を学び1910年にアメリカに移住。木こりや道路工事作業員などの仕事をしていたが、インディアナ大学へ入学し数学の博士号を取得。ジョンズ・ホプキンス大学、コロンビア大学などで教鞭を執った

水谷淳 : 東京大学理学部卒業。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mft

    半世紀以上前に出版され、日本でも翻訳が出ていた古典。直観主義がそれなりに勢力を張っていたらしい記述は物珍しかったが、内容は目新しい何かがあるというわけでもない。著者は線型計画法で有名なジョージ・ダンツィグの父

  • equibalance

    [第1刷]2016年6月10日 文庫判(優)/数学 #ちくま学芸文庫

  • dahatake

    数を歴史から丁寧に解説している「読み物」 歴史を紐解く過程は、常に興味深いし、納得感が多い。ピタゴラス学派の話は、天動説と地動説の話に通じるものを感じた。 ボリュームが多いので、また時間を置いて再読したい一冊。

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