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ヒッチコックとストーリーボード 9 つの傑作から解き明かす画面づくりの秘密

トニー・リー・モラル

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784845923236
ISBN 10 : 4845923238
Format
Books
Release Date
August/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

サスペンスの巨匠、アルフレッド・ヒッチコック。
その秘密の眠る、もうひとつの「映画術」

人々を驚愕させたヒッチコックの名シーンたちは、
いかに構想され、映像化されたのか?

膨大な未公開資料から、
ソール・バス、サルバドール・ダリ、ヘンリー・バムステッドら、
偉大な協力者たちとの共同作業を掘り起こし、
映画史に残る傑作群の舞台裏を解き明かす。

映画ファン必読の一冊!

ストーリーボードとはすなわち、現在における〈プリヴィズ(Pre-Visualization)〉の始原であり、とりわけヒッチコックはストーリーボードを自身の方法として重要視していたことが知られています。ヒッチコック曰く「滅多に自身ではカメラを覗かない、なぜなら前にストーリーボードで作ったのと同じ映像になっているからだ」。

本書では、ヒッチコックの実作における共同制作者たちとのストーリーボード――プロダクション段階における様々なイラストレーション、舞台セットのスケッチ――の役割を探ります。貴重な関連図版を数多く掲載し、『めまい』『サイコ』『鳥』『北北西に進路を取れ』等々9つの傑作の制作過程から、最終的な作品に辿り着くまでの軌跡を辿ります。

アルフレッド・ヒッチコックの想像=創造過程を知るにおいてはもちろん、動画制作者やデザイナー、漫画制作者など、あらゆる視覚的創作の基礎ともいえる思考・方法を学ぶにも役立つ一冊です。

【著者紹介】
トニー・リー・モラル : イギリス出身の作家。本書を含めてアルフレッド・ヒッチコックに関する4冊の著作がある

上條葉月 : 1992年生まれ。字幕翻訳者。字幕翻訳の傍ら、映画上映の企画・プログラミングも行う。劇場パンフレットや雑誌「ユリイカ」「DVD&動画配信でーた」に寄稿するなど、文筆家としても活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • keroppi

    9つのヒッチコック映画のストーリーボードを紹介し、ヒッチコックの映画作りを振り返る本。撮影前にここまで細かいストーリーボードがあったことに驚く。ヒッチコックはストーリーボードで画面を詰め、撮影の現場ではカメラを覗かなかったとも書いてある。あのサスペンスたっぷりの画面作りやカット割りが、最初から計算して出来ていたとは凄い。今の映画でここまで細かく撮影前に詰めているものはなかなかないんじゃないだろうか。この本に掲載されたストーリーボードと実際の映像を比較して見たくなってくる。

  • Go Extreme

    ビジョンを精緻化→ストーリーボードとプロダクション・スケッチによる意図の共有→共同作業者のスクリーンへの反映 三十九夜ー1935年 疑惑の影ー1943年 白い恐怖ー1945年 めまいー1958年 北北西に進路を取れー1959年 サイコー1960年 鳥ー1963年 マーニーー1964年 引き裂かれたカーテンー1966年 トパーズー1969年 ファミリー・プロットー1976年 すべては長方形のイメージの連続で埋める→記憶に残る映画

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