デヴィッド・エドモンズ

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太った男を殺しますか? 「トロリー問題」が教えてくれること atプラス叢書

デヴィッド・エドモンズ

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基本情報

ジャンル
：
哲学・歴史・宗教
ISBN/カタログNo
：
ISBN 13 : 9784778314842
ISBN 10 : 4778314840
フォーマット
：
本
出版社
：
太田出版
発行年月
：
2015年08月
発売国
：
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
デヴィッド・エドモンズ, 鬼澤忍, デイヴィッド・エドモンズ, 鬼沢忍 ,  
追加情報
:
３０１ｐ；20

内容詳細

あるひとを助けるために、別のひとを殺すのは許されるか？思考実験「トロリー問題」の多角的な考察をつうじて、哲学・倫理学が道徳的ジレンマとどう向き合ってきたかを明らかにする。

目次 : 第１部　哲学と路面電車（チャーチルのジレンマ/ 分岐線　ほか）/ 第２部　実験と路面電車（肘掛椅子から腰をあげる/ 何かおかしい気がする　ほか）/ 第３部　心と脳と路面電車（不合理な動物/ ニューロンと戦う　ほか）/ 第４部　トロリーとその批判者（逆火という名の電車/ 終着駅）

【著者紹介】
デイヴィッド・エドモンズ : １９６４年生まれ。哲学博士。オックスフォード大学上廣実践倫理センター上級研究員。『フィロソフィー・バイツ』というポッドキャストの共同創設者。ＢＢＣで制作したラジオ番組がいくつもの賞を受ける

鬼沢忍 : １９６３年生まれ。翻訳家。埼玉大学大学院文化科学研究科修士課程修了（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）

（「BOOK」データベースより）

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哲学上、おそらく最も有名になった思考実験...

投稿日：2021/03/01 (月)

哲学上、おそらく最も有名になった思考実験であるトロリー問題（日本ではトロッコ問題と呼ばれることが多いかもしれない）を追いかけた一冊。哲学や倫理学の授業などで関心をもった人は、まずこれを読むと理解が深められると思う。ただし、哲学上の最新の議論までは行き届いていないので、卒論などでトロリー問題を扱いたい場合は、ここから個別の論文を読む作業にすすむ必要がある。なお、タイトルの通り、以前は「太った男」の場面設定が多かったが、現在では大きなリュックを背負った人になっていることが多い。

ai さん | 不明 | 不明

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