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ロシア地政学地図

デルフィヌ・パパン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784864981033
ISBN 10 : 4864981035
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2023
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

“ル・モンド”紙の地図と地政学の精鋭によるウクライナ戦争の真実!ソ連邦崩壊の衝撃、クリミア併合、石油・天然ガスの供給問題、正教世界の分裂、NATOとロシアの対立、ロシアと中国、ロシアの軍事力、さらに宇宙地政学、ウクライナ戦争、食料問題など、きわめて多岐にわたるテーマを、100点以上におよぶ最新の地図とインフォグラフィックで詳細に表現。

目次 : 第1章 ロシア、帝国の強大な後継者(ノブゴロドのルーシからソ連邦へ―帝国の創出/ 鉄のカーテンの崩壊とソ連邦の領土解体/ ソ連邦解体後の衝撃波/ 炭化水素による強大さ/ 人口動態、もうひとつのロシア戦線/ ギリシア正教世界の分裂/ 気候変動による大国の弱体化/ 徐々に暑くなるシベリアの夏)/ 第2章 影響力の拡大を模索するロシア(ベラルーシ、ロシアとヨーロッパの接点にある国家/ 中央アジア、ふたつの超大国に囲まれた戦略地域/ 権力の長寿がロシアへの接近と同調するとき/ 中国を向くロシア/ モスクワと東京のあいだでなおも議論されている千島列島/ ルサフリカへ/ 解氷現象による緊張の高まり/ 宇宙の探求と再征服)/ 第3章 ロシアとNATOの対峙(ロシアとNATO、70年間の対立/ ロシアとNATOの軍事力比較/ NATOの東欧拡大/ 氷のカーテン/ バルト海、NATOとの緊張の舞台/ ノルドストリーム、公表された挫折の理由/ ウクライナ戦争とガス危機の再燃/ 黒海ないし暖海への野望/ カリーニングラード、NATOの足に刺さった棘/ 親露派のトランスニストリア)/ 第4章 プーチンの戦争(戦争崇拝/ 軍事費の増大、プーチンの野望の象徴/ シリアにおけるロシアの軍事的成功/ カフカスに軍備を再投入するロシア/ クレムリンの主の人気要因/ アルメニア=アゼルバイジャン―新たな力関係/ 領土をめぐるロシアとトルコの関係)/ 第5章 ウクライナ戦争、国際秩序の崩壊(ウクライナ領土の変遷―キエフ・ルーシーから1991年まで/ 1932年‐33年の大飢饉と大弾圧/ 大祖国戦争/ マイダン革命からドンバス戦争まで/ 2014−22年の新しいロシア国境/ 1か月の戦争で硬直した戦線/ ウクライナ戦争に反対する国連決議―反対したのはどの国か?/ 多様化する兵器/ マリウーポリ、破壊された都市/ 戦争に耐えるウクライナの農業)

【著者紹介】
デルフィヌ・パパン : 2008年より“ル・モンド”紙に。2010年より、コンピュータ・グラフィックス部門主任。地政学博士、フランス地政学研究所(パリ第8大学)修了。“ヘロドトス”誌編集委員、元パリ政治学院教員。第29回Malofiej Infographics Awardsの“プランド・カヴァレッジ”部門で金賞受賞

蔵持不三也 : 1946年、栃木県今市市(現日光市)生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、パリ大学第4大学(ソルボンヌ校)修士課程修了(比較文化専攻)。パリ高等社会科学研究院前期博士課程修了(文化人類学専攻)。博士(人間科学)。早稲田大学人間科学学術院教授・モンペリエ大学客員教授などをへて、現在早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • お抹茶

    ル・モンドチームによる地図製作と解説。ロシアを中央に置くと,地政学やエネルギー問題を新鮮な目で見られる。気温上昇によって深刻化したシベリアの森林火災で,炭素やメタンが放出され,熱を蓄えたまま氷に沈着して融解を促す。ソヴィエトの湖だった黒海は,沿岸諸国がNATOに接近したことでNATOの湖になり,ロシアはトルコに接近しながら黒海における軍事的プレゼンスを強めた。カフカスや沿ドニエストル共和国でも存在感を強め,シリアを含めたトルコとの複雑の領土関係がある。ウクライナ戦線とその影響についても図示する。

  • くらーく

    フランスのル・モンドが出している地政学地図か。一応、ちょっとだけ北方領土問題も触れてあるね。 まあ、何かを学ぶと言うよりは、地図をつらつらと眺めて、感じる本かな。図書館から借りた本だし。ロシアについて知りたい訳じゃ無くて、どうして武力行使をするのかを知りたいのよね。世界一広い面積を持ち、はっきり言って統治もままならないのに、ウクライナ、中東、アフリカにも注力する。どうしてだろうねえ。不思議だわ。あと、カリーニングラードね。こんな飛び地を持っていてもと思うけどなあ。こことクリミア半島は生命線なんだろうねえ。

  • CD

    もとはフランスの本。ロシアの近現代とプーチンについて知れる貴重な資料だが、文章が読みづらく頭に入ってこない。。定価8500円らしいです。。中身的にはウクライナ侵攻後の本なのでウクライナ戦争についてもくわしくなれる。アフリカや中国と結びつきを強めてるのは恐怖

  • takao

    ふむ

  • mido

    フランスのルモンド誌の記者による共著。 当たり前だけど基本的には反ロシアだが、ちゃんと中立に書いてる人もいる。 一応時系列を考えてページは並んでいるが、それぞれのセクションが独立していて本としては非常に読みにくい。 基本図解が多いが、アイコンや色塗りが非常に区別しづらく、判例の位置がどこにかかっているかが凄く見づらい。 図と記事を合わせて見るのもどれを指しているか分かりづらい。 戦線は日々変化しているため後半の記事は過去の内容になってる。 ゴシップ誌のノリで読む感じですかね。

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