デュポン&ドビュッシー。繊細で表現力豊かなピアノ作品を探求!
ドビュッシーの代表作『牧神の午後への前奏曲』(ピアノ独奏版)とガブリエル・デュポンの幻想的かつ内省的なピアノ組曲『砂丘の家』を組み合わせた本アルバムは、繊細で表現力豊かなピアノ作品を探求し、親密な叙情性と印象派の色彩感覚を見事に融合させています。
国際的に活躍するピアニスト、ナターシャ・メルコニアンは、ディジョンとパリのエコール・ノルマル音楽院で学んだ後、ジュネーヴ音楽院で音楽教育の修士課程と演奏専攻の修士課程を修了。フランソワ・シャプラン、アンヌ・ケフェレックら著名なピアニストに師事し研鑽を積みました。ピアニストとしてのキャリアは、2010年にアンヌ・ケフェレックが主催したショパン生誕200年記念コンサートの一環として、サル・プレイエルの舞台で始まり、それ以来、彼女はフランス国内外、特にスイスとイタリアでソリストおよび室内楽奏者として定期的に招かれ、演奏活動を行っています。ラモーやフォーレ、ラヴェルをはじめとするフランス音楽に深く傾倒し、舞台芸術にも造詣の深い彼女は、繊細で詩的な感性と明晰な構成力を兼ね備えた演奏で、印象主義の魅力を伝えています。録音には、フランスの名工ステファン・ポレロによるピアノ「Opus 102」が用いられてます。(輸入元情報)
【収録情報】
● ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲
● デュポン:砂丘の家
● デュポン:コレスポンダンス
ナターシャ・メルコニアン(ピアノ)
録音時期:2024年9月16-18日
録音場所:スタジオ・ポレロ
録音方式:ステレオ(デジタル)