中世音楽の権威的アンサンブル
ゴシック・ヴォイセズが歌うデュファイ
ゴシック・ヴォイセズは、1980年に音楽学者でもあるクリストファー・ペイジにより設立。11世紀〜15世紀頃までの中世の音楽を専門とし、HyperionやAvieレーベルに20枚超のアルバムを録音。これまで、三度に渡り英グラモフォン賞の古楽部門に輝いている、世界で最も有名な古楽系ヴォーカル・アンサンブルの1つ。
Linn Recordsから発売されるゴシック・ヴォイセズ第2弾は、中世からルネサンス音楽への転換期を生き、ルネサンスの開拓・転換を果たしたブルゴーニュ楽派の巨匠ギヨーム・デュファイの音楽。メゾ・ソプラノのキャサリン・キングを始め、タリス・スコラーズのメンバーでもあったジュリアン・ポッジャーやスティーヴン・ハロルドなど、イギリス古楽界の一流歌手によるヴォーカル・アンサンブルが、中世ハープの世界的名手アンドルー・ローレンス=キングをフィーチャー。中世のフィドルや管楽器も交え、デュファイの偉大なモテットと祝祭の音楽を歌います。(写真c Eric Richmond)(輸入元情報)
【収録情報】
● デュファイ・スペクタクル
ゴシック・ヴォイセズ
キャサリン・キング(メゾ・ソプラノ)、スティーヴン・ハロルド(テノール)
ジュリアン・ポッジャー(テノール)、スティーヴン・チャールズワース(バリトン)
クレア・ウィルキンソン(メゾ・ソプラノ)
ジェーン・アクトマン(ビウエラ・ダルコ、フィドル)
アンドルー・ローレンス=キング(オルガン、レガール、ブレイ・ハープ、プサルタリー)
キース・マッゴーワン(ドゥルシアン、ショーム)
エミリー・ホワイト(サックバット)
録音時期:2016年3月10-13日
録音場所:イギリス、ウェスト・サセックス、ボックスグローヴ小修道院
録音方式:ステレオ(デジタル/セッション)