Product Details
ISBN 10 : 4480074686
Content Description
今回のパンデミックは、データ分析や機械学習が興隆する監視資本主義の時代に生じた、未曾有の事態である―。猛威をふるうウイルスに対処するため監視技術が広範に活用され、監視によるデータ収集や人々の行動追跡・制御は、ときに権威主義と共鳴しつつも、驚くほどスムーズに受け入れられていった。パンデミックは私たちの世界をどう変えたのか。「コロナ前」に戻ることは本当に可能なのか。監視研究の世界的権威が、新型コロナウイルスがもたらした真の脅威に迫る。
目次 : 第1章 決定的瞬間/ 第2章 感染症が監視を駆動する/ 第3章 ターゲットは家庭/ 第4章 データはすべてを見るのか?/ 第5章 不利益とトリアージ/ 第6章 民主主義と権力/ 第7章 希望への扉
【著者紹介】
デイヴィッド・ライアン : 1948年、スコットランド・エディンバラ生まれの社会学者。イングランドのブラッドフォード大学にて学士号および博士号を取得(社会科学・歴史)。カナダのクイーンズ大学社会学部教授、同大学サーベイランス・スタディーズ・センター前所長。監視社会論の代表的論者として世界的に知られ、多数の邦訳書がある
松本剛史 : 1959年、和歌山県生まれ。翻訳家。東京大学文学部社会学科卒。訳書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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パトラッシュ
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