デイヴィッド・ウォリアムズ

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大好き!クサイさん 児童図書館・文学の部屋

デイヴィッド・ウォリアムズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784566013957
ISBN 10 : 4566013952
フォーマット
出版社
発行年月
2015年10月
日本
追加情報
:
262p;19

内容詳細

路上生活者のクサイさんは、ものすごく、くさかった。そばにいるだけで涙が出るくらい、くさい。でも、クロエはなぜか心ひかれ、ある日、思い切って話しかけて…二人の友情がはじまった…んだけど?!

【著者紹介】
デイヴィッド・ウォリアムズ : 1971年生まれ。イギリスのコメディアン、俳優、脚本家。ブリストル大学で演劇を専攻。卒業後、BBCのコメディ番組『リトル・ブリテン』で脚本・主演をこなし、一躍人気者になる。2008年から児童文学を執筆しはじめ、『ドレスを着た男子』(福音館書店)で、2009年のロアルド・ダール賞Roald Dahl Funny Prize候補となる。『大好き!クサイさん』で、2010年、ふたたびロアルド・ダール賞候補に名前があがる

クェンティン・ブレイク : 1932年生まれ。イギリスを代表するイラストレーター。王立美術大学で教鞭をとるかたわら、ラッセル・ホーバン、マイケル・ローゼン、ロアルド・ダールら、著名な児童文学作家との共作を数多く生み出している。ケイト・グリーナウェイ賞、国際アンデルセン賞画家賞など、受賞も多数

久山太市 : 英米の絵本・物語を中心に活躍する翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オドンチメグ さん

    面白い本だったけど少しモヤモヤもあるかな。お母さんのクロエに対する最初の態度はどうしてそうなったのかとか、お母さんの改心が唐突だとか、母親と上手くやれないことを否定するのはどうなんだろうとか。確かに母親の悪口は良くないが子供にそう思わせるような母親が悪いだろう。子供は何も悪くない。多分クサイさんがあまりにも私の常識からはずれた人だから好きになれないのだと思う。そう考えるとクロエの賢さや思いやりの深さがよく理解出来る。

  • 郷里 さん

    なんだかロアルド・ダールっぽい。寓話的でコメディで、一周回ってブラックユーモアにも思える。問題の根本的な解決にはならずとも、考えるきっかけになる話だと思う。路上生活者各々のいきさつ、生き方の選択といった重くなりがちなテーマをここまでユーモラスに描けるのはすごいなあ。「さすらい人」という言葉はステキだけれど、現代社会ではとても生き辛そうだ。

  • のん@絵本童話専門 さん

    『ドレスを着た男子』で有名なデイヴィッド・フォリアムズさん作、クェンティン・ブレイクさん絵。クサイさんと呼ばれるホームレスと、家庭学校での人間関係に問題を抱えている女の子クロエとの交流。なんと!クロエはクサイさんを勝手に自宅の物置きに招いちゃう大胆さ。物乞いをしているようでいて、逆に人助けをしているようなクサイさん。そして下品だけど紳士的。「この絵はにおいの点では正確さに欠ける。もしこの本が、こするとにおう本だったら…」など、読者を意識したウイットなユーモアがたまらない。小学中・高学年くらい〜

  • rie さん

    とてつもなく見栄っ張りな母親のせいで、なかなか自分を人前にさらけだせずにいたクロエは、あっという間にクサイさんと意気投合する。世代を超えた2人の友情は、ときに愉快、ときにしんみりとする。脇役が主役級にキャラ立ちしているのに、うるさく感じないのもこの作品の魅力の1つ。個人的にはラジが好き。

  • いのちゃん さん

    2回泣きそうになった(;O;)おもしろい!爽快!だけどもやもやもある。ハッピーエンドだけどハッピーエンドじゃない!これってネタバレじゃないよね??笑

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