デイヴィッド・ウェリントン

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妄想感染体 上 ハヤカワ文庫

デイヴィッド・ウェリントン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150124304
ISBN 10 : 4150124302
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

敵は感染する狂気―植民惑星パラダイス‐1の調査を命じられた防衛警察の警部補サシャは、パイロットのサムや医師ジャンとともに太陽系から百光年離れた惑星へ向かう。だが、目的の星系で彼らを待ち受けていたのは、無数の宇宙船と、そこに蔓延するさまざまな致死的な妄想だった!理性を失ってゾンビ化した者たちに、彼らの船は攻撃を受ける。そしてサシャもその狂気に感染した―戦慄のホラー宇宙SFシリーズ開幕。

【著者紹介】
デイヴィッド・ウェリントン : 1971年ペンシルベニア州ピッツバーグ生まれ。2003年に、のちにMonster Islandとして刊行されるゾンビ小説をネット上で連載しはじめる。以来、ゾンビやヴァンパイアもののホラー小説を中心にファンタジイやスリラーなど約20作品を発表。2016年から翌年にかけてD.Nolan Clark名義のスペースオペラThe Silence三部作も刊行している

中原尚哉 : 1964年生、1987年東京都立大学人文学部英米文学科卒、英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ@低飛行中⤵️🏥

    先日読んだ『SFが読みたい!2025年版』から選んだ1冊。宇宙がテーマのホラーSF作品。植民惑星パラダイスー1へ向かった宇宙船。冷凍冬眠で数ヶ月、目が覚めたら到着のはずだったが…。乗っているのは、地球人と惑星人3人の搭乗員にロボットとAI。突然の襲撃で目が覚める。相手は理性を失いゾンビ化したモノ。人だけでなく、AIにも感染するその“物体”とはなんだろう。AIや移動方法は新しいがストーリーは懐かしい気がする定番かも。しかし気持ち悪いゾンビ、よく考えるな。下巻へ。

  • chiseiok

    めちゃ面白い!Shintaroさんじゃないけれど(笑)年ベス入り決定!2024【日本の夏は、やっぱり怪談】〈其の二・洋編〉参加3冊目は大当たり。主人公は、宇宙軍と警察の中間みたいな「防衛警察」の警部補ペトロヴァ。とあるしくじりで太陽系から百光年離れた惑星に、調査という名目で左遷(追放)される。ところが着いた先の星系では…。もう想定外状況での冷凍睡眠覚醒からもうノンストップ!クレイヴン風の短い章立てがそのリーダビリティを加速、上巻500頁強はあっという間。物語起点からの巨大な謎を抱えたまま下巻へダイブだ〜!

  • のりすけ

    かの有名な「宇宙では、あなたの悲鳴は誰にも聞こえない」を彷彿させる宇宙ホラー。登場人物が少なくてわかりやすい。人に寄生するだけじゃなくAIにも寄生するのが厄介で怖い。ゾンビに襲われるシーンより飢餓が限界を超えて自分で自分を食べようとする心理描写が最高。そして「殺してからにして」もまた最高。ラプスカリオンが何とも言えずキュートで可愛い(有能)。

  • tom

    読友さんが読んでいた。でも図書館に置いてない。仕方なく古本を注文。その後、読友さんのコメントを読み直すと、下巻は失速らしい(笑)。でも、今のところ面白い。時代は不明、場所はどこかの宇宙。主人公は、母が追放された星に向かっている。到着間際になって、怪しい出来事が始まる。「思考」するものに取り付き、破壊する「もの」が現れた。生命体なのかどうかも不明。思考するものが対象だから、人の脳にもAIにも取り付く。取り付かれると異様な食欲に苛まれる。主人公と仲間は、この状況からどうやって逃れるのか。下巻に続く。

  • アカツキ

    レッド・スペース三部作の1作目。防衛警察の警部補ペトロヴァは仕事で失敗、母が隠居する遠方のコロニーへ左遷されてしまう。乗員は3名だけの旅、冷凍睡眠から目覚めると船は襲撃されて半壊していて…。SFホラー。いい感じに終わりそうだなと思ったが上下巻だったと気付いて、これで上巻なのぉ!?と心の中で叫ぶ。盛りだくさんな内容で面白かった。医師ジャンのデバイスが便利過ぎてご都合感が強いけれど、まぁいいか。

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