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衝動と自制の科学

デイビッド・ルイス

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784484151083
ISBN 10 : 4484151081
Format
Books
Release Date
February/2015
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

なぜ衝動買いしてしまうのか? なぜダイエット中なのに大食いしてしまうのか? なぜ若者は無謀な行動をしがちなのか? 「ニューロマーケティングの父」と称され、新刊『買いたがる脳』(日本実業出版社)でも話題の科学者が、最新の心理学と神経科学から「衝動=突発的行動」の謎を解き明かす。

[著者紹介]
独立系の研究機関マインドラボ・インターナショナルの創設者であり、研究主幹でもある。リサーチやビジネスに役立てる目的で脳の活動を分析するという先駆的な研究を行い「ニューロマーケティングの父」と呼ばれる。衝動的行動の心理学、神経学、遺伝学研究を専門に行う。

【著者紹介】
デイビッド・ルイス : 独立系の研究機関マインドラボ・インターナショナルの創設者であり研究主幹。研究やビジネスに役立てる目的で脳の活動を分析するという先駆的な研究を行い、「ニューロマーケティングの父」と呼ばれる。衝動的行動の心理学、神経学、遺伝学研究を専門に行うインパルス・リサーチ・グループの創設メンバーでもある

得重達朗 : 1987年、山口県生まれ。小中高時代を兵庫県西宮市で過ごす。上智大学文学部英文学科卒業。現在は翻訳活動を行うかたわら、学習塾で子どもたちに英語の指導を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Koichiro Minematsu

    衝動は誰にでも起こるが、個々の衝動はそれぞれに特徴がある。更に自制心とは限りない資源である。衝動は誘惑をもたらす刺激への原始的な快楽反応である。脳をシステムR思考からシステムI思考へと一瞬で切り替える、それが🧟‍♂️ゾンビ脳。

  • Kouro-hou

    タイトルは軽い感じだが、中身は神経科学と心理学から解説する衝動の話がメイン。人類初期から支えてくれた超速の野生の勘、無自覚に動作し自爆もするシステムIが司る衝動とは何かを、ダイエットやら恋愛やらの事例を積み重ねて語ります。脳の外傷により容易に失われてしまう人格の話やスーパーでホイホイ物を買わされる技術なんかが具体的。最後の章でようやく語られる自制は、多少の加減はあれど脳の錯覚。しかしそれでも自制できる、自由意志はあるという虚構の上に真理は成り立ち、秩序社会を混沌から隔てる壁なのだという結論は苛烈で悲しい。

  • テツ

    衝動と自制心について神経科学と心理学的な側面から解き明かす。いくら訓練を積み重ねたとしても自制心とはいつ如何なるときでも鋼鉄の如き頑強さを保てるような代物ではないという事実を知ることで、返って自身の衝動を食い止められやすくなる気がしました。衝動は意思の力で完全に制御できはしない。それを覚悟した上で、少しでも自制心が働きやすい日々を構築していくことだけしかできないんだろうな。衝動が生まれたときにそれを自覚し分析して客観視できる余裕さえあればコントロールできそうな気もするけれど難しいですよね。

  • たまご

    なぜつい衝動買いしちゃうのか,なぜつい大食いしちゃうのか,なぜつい(?)単館上映映画よりハリウッド映画の方がカップル成就率が高いのか…,いろんな「つい」に関連する話が,心理学や脳科学の世界,一部人類遺伝学なんかもかかわるかな,でわかったことをもとに書かれています.操ろうとする罠はそこかしこに,意図的にも作為なくも張り巡らされている.そして,自分の脳の中にも.そこに自由意思はあるのか.あるという妄想を確信として,私たちは生きていかざるを得ないかと.

  • 西嶋

    衝動には個人差がある、空腹などの衝動が刺激された状態ではあらゆる自制心が弱まる、自制心は筋肉のように消耗する、衝動の力は時間が経つと弱まる、衝動は無意識下で起こる、究極的には衝動は意志ではコントロールできない、がコントロールできると信じる事が生きるために不可欠。

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