ディーリアス(1862-1934)

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SACD

春初めてのカッコウを聞いて〜ディーリアス:管弦楽曲集 バルビローリ&ハレ管弦楽団(シングルレイヤー)

ディーリアス(1862-1934)

基本情報

ジャンル
:
カタログNo
:
TOGE15081
組み枚数
:
1
:
日本
フォーマット
:
SACD

商品説明

『EMI CLASSICS 名盤 SACDシングル・レイヤー・シリーズ』
春初めてのカッコウを聞いて〜ディーリアス:管弦楽曲集
バルビローリ&ハレ管弦楽団

限定盤

ディーリアスの音楽だけが持つ、自然との触れあいや人間的な成熟を巧みに描き出した演奏です。バルビローリはディーリアスが心を込めて刻んだ一音一音を、聴き手の心にゆっくりと静かに、慈しみ深く伝えてくれます。(EMI)

【収録情報】
ディーリアス:
・狂詩曲『夏の庭園にて』
・歌劇『ハッサン』第1幕より間奏曲(第1場と第2場の間の)(ビーチャム編)
・歌劇『ハッサン』第1幕よりセレナード(ビーチャム編)
・夜明け前の歌
・歌劇『コアンガ』より『ラ・カリンダ』(フェンビー編)
・春初めてのカッコウを聞いて
・川の上の夏の夜
・去りゆくつばめ(フェンビー編)

 ロバート・ティアー(テノール:セレナード)
 ハレ管弦楽団
 サー・ジョン・バルビローリ(指揮)

 録音時期:1968年
 録音場所:ロンドン、アビーロード第1スタジオ
 録音方式:ステレオ(アナログ/セッション)
 英アビー・ロード・スタジオ最新リマスター音源使用

 SACD Single Layer
 SACD対応プレイヤーで再生できます。

収録曲   

  • 01. 狂詩曲≪夏の庭園にて≫
  • 02. 間奏曲(第1場と第2場の間の) ~劇音楽≪ハッサン≫第1幕より
  • 03. セレナード ~劇音楽≪ハッサン≫第1幕より
  • 04. 夜明け前の歌
  • 05. ラ・カリンダ ~歌劇≪コアンガ≫より
  • 06. 小管弦楽のための2つの小品 春初めてのカッコウを聞いて
  • 07. 小管弦楽のための2つの小品 川の上の夏の夜
  • 08. 去りゆくつばめ

ユーザーレビュー

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EMIがワーナーに吸収された。個性的で頑張...

投稿日:2013/10/15 (火)

EMIがワーナーに吸収された。個性的で頑張っていたのに。SACDの企画が非良心的だったこともあるしクラシックだけでは生きていけない事もあるだろう。Gramophon,London,Philipsが統合し個性がなくなった。特にPhilipsは存在すら失ってしまった。EMIもそうなるのかなあ。ワーナーは過去に何枚かハイブリットSACDを出したが後が続かない。たぶんシングルレイヤーはこれで終わりの様な気がする。ただこのシングルレイヤーの在庫一掃セールが終わった後、どう出てくるのかがわからないので買いまくっていいのか迷うところである。(シングルレイヤーを安く再発する予定があるのかなあ)このSACDもいい音である。もともと静かでのんびりした曲なのでクリアな音質が心を和ませる。今回のシングルレイヤーを振り返ると全てオーケストラ物である。ソロだとハイブリットとの差が無いのかなあ。売り切れないうちに欲しいものは買いまくっておこうかな。

まっこ さん | 千葉県 | 不明

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バルビローリは、シベリウスやグリーグなど...

投稿日:2013/03/03 (日)

バルビローリは、シベリウスやグリーグなどの北欧音楽とともにイギリス音楽を得意中の得意としていた。とりわけ、本盤におさめられたディーリアスの管弦楽曲集(狂詩曲「夏の庭園にて」、歌劇「ハッサン」第1幕より間奏曲及びセレナード、夜明け前の歌、歌劇「コアンガ」より「ラ・カリンダ」、春初めてのカッコウを聞いて、川の上の夏の夜、去りゆくつばめ)は、バルビローリが指揮したイギリス音楽の様々な録音の中でも最良の遺産の一つと言っても過言ではあるまい。ディーリアスの管弦楽曲は、いずれもいかにもイギリスの詩情溢れる親しみやすいものであるが、これをバルビローリ以上に情感豊かに美しく演奏したことがこれまでにあったのであろうか。ディーリアスと親交の深かったビーチャムが、手兵ロイヤル・フィルとともに管弦楽曲集の録音(1958、1960、1963年)を遺しており、それは現在においてもディーリアスの管弦楽曲演奏の規範となるべき至高の超名演であると言えるが、各演奏における情感の豊かさ、心を込めた歌い方においては、本盤のバルビローリの演奏の方に軍配があがると言える。また、バルビローリの演奏が素晴らしいのは、これらの各楽曲のスコアに記された音符のうわべだけをなぞっただけの薄味の演奏にはいささかも陥っていないということであろう。ディーリアスの管弦楽曲の演奏に際しては、その旋律の美しさに気をとられて、音楽に込められた内容への追及をどこかに置き忘れた薄味の演奏も散見されるところである。しかしながら、バルビローリによる本演奏は、もちろん前述のように美しさにおいても他の演奏の追随を許さないものがあると言えるが、どこをとっても奥深い情感と独特のニュアンスが込められており、楽曲の細部に至るまで彫琢の限りを尽くした内容の濃い、そして味わう深い演奏を展開していると言える。いずれにしても、バルビローリによる本演奏は、その美しさにおいても、内容の濃さにおいても、味わい深さにおいても、正にディーリアスの管弦楽曲演奏の理想像の具現化と言えるところであり、ディーリアスと親交があったビーチャム盤を除けば、ディーリアスの管弦楽曲集の演奏史上でもトップの座を争う至高の超名演と高く評価したいと考える。音質は、1968年のスタジオ録音ではあるが、数年前にリマスタリングされたこともあって比較的良好な音質であると言えたところだ。このような中で、今般、待望のシングルレイヤーによるSACD化がなされるに及んで大変驚いた。音質の鮮明さ、そして音場の幅広さ、音圧などのどれをとっても一級品の仕上がりであり、あらためてSACD盤の潜在能力の高さを思い知った次第である。いずれにしても、バルビローリによる最大の遺産の一つでもある至高の超名演を、現在望みうる最高の高音質SACDで味わうことができるのを大いに喜びたい。

つよしくん さん | 東京都 | 不明

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旧2枚組からSACD化に際して分売になった1枚...

投稿日:2013/01/31 (木)

旧2枚組からSACD化に際して分売になった1枚。元々魅力的な演奏だっただけに音質改善も著しく、大変嬉しいです。カリンダはじめ、どの曲も見事な演奏でとても惹かれます。LSOによる65,66年収録の3曲が除外され、全てがハレ管に統一されました。アルバムとしては何曲か抜けているのが少し残念。ただ旧CDでもLSO録音分の音質混濁がひどかったのでまあ良しとしましょう。特に脱落曲のイルメリンは1950年代のハレ管録音の方が演奏も音質もよほど優れていました。

Muumin さん | 兵庫県 | 不明

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