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東郷見聞録 世界一周プロレス放浪記

ディック東郷

User Review :4.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784801304253
ISBN 10 : 4801304257
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2019
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
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プロレスラー・ディック東郷が世界を回りな...

投稿日:2021/03/11 (木)

プロレスラー・ディック東郷が世界を回りながら、戦う紀行。 本来はメキシカンスタイルをルーツに持つ彼だが、アメリカナイズされていく日本とメキシコより、他の南米地域の方がメキシカンスタイルが残っている、と指摘。 そういったスタイルの継承が、ファンが映像を観て、レスラーになっていく過程で起きていることが興味深い。 海外武者修行の話で、無茶苦茶なエピソードが出てくるのは、昭和デビューのレスラーで終わったと思っていたが、自ら飛び込んでいく彼の姿勢は素晴らしい。 こんな面白いことを経験してしまったので、引退記念だったのが、復帰につながった。

ダム さん | 千葉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • qoop

    自身でブッキングを行いながら豪州・欧州・中南米各国のインディープロレス団体を回り、海外引退ツアーを開催した著者の回想録。各国のプロレス事情、旅行記、更に日本を代表する名レスラーである著者のプロレス観が読める一冊。バックパッカーで個人事業主、メジャーとはいえない職業でしかも自身の引き際を探り求める旅の様子は他にない味わいだと言えるかも知れない。それにしても、世界を周遊して引退しようという気構えに驚かされた。プロレスラーという存在の自由さを強く感じた。

  • いのお

    ディック東郷が2011年夏から2012年秋にかけて行った「世界中でプロレスの試合やプロレス教室を開いて旅を続ける」ワールドツアーの旅日記。 プロレスというショービジネスは世界中にあれどレスラー側の事情や立場はそれぞれで、たとえば南米では体を作るためのトレーニングをするフィットネスジムが街中になかなかない。 またいくらプロレス技術に自信があっても、知らないプロモーターから届いたオファー1本で「とりあえず行ってみよう」と言葉もろくに通じない国に一人で行くのは相当ハートがタフじゃないとできない。

  • siomin

    プロレスラーが「引退」前に世界各地を旅し,その土地土地で試合をしていく。その旅行記だけど,ほんとに面白い。バックパックに荷物を詰め込み,うまく現地の興行とかち合えば出場する。アメリカンプロレスからルチャリブレ,関節技中心のレスリングなど,様々なスタイルに適合する著者もすごいし,世界各地にはプロレスを志す人がこんなにも多いのかと驚きます。プロレスには夢があるなあとほんとに思います。「プロレス深夜特急」も面白かったけど,この本もお勧めします。

  • さとうめぐみ

    違う本を探しに行ったんだけど店頭にはなく、コレが目に留まって購入。新日に上がるちょっと前に藤田プロレススクールを通してお茶目な東郷さんを知って、とてもファンになりました。正直、今の新日での扱いにちょっともったいないなーと思うところも…。10年前の引退ワールドツアーでの様子を垣間見れてすごく面白かったです。私自身、海外に行ったことないし、おそらく今後も行かなそうな国のお話が多いし。最後はやっぱりちょっと泣きました…。プロレス観るようになってまだそんなに経ってないけど、ほんとに色んなところでいろんな人が交錯し

  • マサキ

    各国のプロレス事情が書かれており、それぞれの国で筆者は、プロレスの難しさ、楽しさを伝えて行く伝道師的な役割を果たす。ディック東郷のプロレスに対する真摯な姿がとても良い。 この人をとても幸せで羨ましく思った。大好きなプロレスという手に職を持って世界中を旅することができることは、組織にしがみつく自分には到底できないことである。実際に会ったらとてもスケールの大きさを感じるのだろう。言葉があまり通じなくても、体のぶつかり合いで伝わるプロレスは素晴らしい。

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