Product Details
ISBN 10 : 4140816317
Content Description
これまで自閉症は、「行動の特徴」をもとに研究や療法が進められてきた。コミュニケーションがうまくとれない、ひとつのことに執着するといった、いわゆる問題行動に対処する手法だ。しかし、その行動の生物学的な「原因」を知ることができたら、自閉症に対するイメージや姿勢は一変するだろう。なぜ公共の場で適切な振る舞いができないのか、なぜ突然癇癪を起こすのか―すべての原因は脳の中にある。最新の脳画像研究、当事者たちによる自己報告、さらに著者自身の体験から、自閉症への科学的知見と深い洞察が導き出される。自閉症者として体感したことを、科学者として分析するという著者独自の手法で、自閉症の人の本質を新たにとらえなおし、その強みや思考パターンまで解き明かしていく。自閉症研究の粋を結集させた待望の書。
目次 : 第1部 「行動」から「原因」へ(診断の問題点/ 脳画像による新発見/ 遺伝子との関係/ まわりの世界に対する感受性)/ 第2部 「弱点」から「強み」へ(「診断名」の限界/ 神は細部に宿る/ パターンで考えるタイプ/ 活躍の場を切り開く)
【著者紹介】
テンプル・グランディン : Ph.D.コロラド州立大学教授。動物学博士。自閉症の当事者であり、自閉症啓蒙活動において世界的に影響力のある学者のひとり。コロラド州フォートコリンズ在住
リチャード・パネク : サイエンスライター。科学書部門でグッゲンハイム奨励金を受ける。おもな著書にThe 4 Percent Universeなどがあり、16か国語に翻訳されている。ニューヨーク在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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harass
読了日:2016/08/17
ころこ
読了日:2021/03/10
1.3manen
読了日:2014/07/20
スパイク
読了日:2014/08/02
Tui
読了日:2015/09/04
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