テリー・イーグルトン

Individuals/organizations Page

Books

シェイクスピア 言語・欲望・貨幣 平凡社ライブラリー

テリー・イーグルトン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784582767797
ISBN 10 : 4582767796
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2013
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

彼は、ヘーゲル、マルクス、ニーチェ、フロイト、ウィトゲンシュタイン、デリダを、よく読んでいたに違いない―シェイクスピア作品に内在する現代的問題の挑戦的な読解を通じて、読むとは何か、文学とは、批評とは何か、そして、シェイクスピアとは何かを知ることができる、最良の入門書。

目次 : 第1章 言語―『マクベス』『リチャード二世』『ヘンリー四世』/ 第2章 欲望―『夏の夜の夢』『十二夜』/ 第3章 法―『ヴェニスの商人』『尺には尺を』『トロイラスとクレシダ』/ 第4章 「無」―『オセロー』『ハムレット』『コリオレーナス』/ 第5章 価値―『リア王』『アテネのタイモン』『アントニーとクレオパトラ』/ 第6章 自然―『お気に召すまま』『冬の夜語り』『テンペスト』

【著者紹介】
テリー・イーグルトン : 1943‐。英国のソルフォード市に生まれる。ケンブリッジ大学トリニティ・コレッジでレイモンド・ウィリアムズの指導を受ける。オックスフォード大学特別研究員、同大学教授等を経て、現在は、ランカスター大学その他の名誉教授職にある

大橋洋一 : 1953年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • ラウリスタ〜

    「シェイクスピアはマルクスやフロイトを読んでいた!?」なんて言葉がただの冗談と聞こえないほど、シェイクスピアは現代的に読まれうる。イーグルトンの批評の一環としてシェイクスピアがこねくり回されている、と単に片付けるのは、それはシェイクスピアを読んだことがない読者だけだと訳者は釘をさす。ただの語呂遊び、意味のズレによって、言葉が現実を貪り尽くすシェイクスピア・ワールドが開かれる。シェイクスピア入門というよりも、文学理論実践入門という読まれ方が多そうだが。

  • 有沢翔治@文芸同人誌配布中

    イーグルトンは学生時代に『文学とは何か』を読んだだけ。この本はシェイクスピアの諸作品を軸に、現代の批評がどのような視点で行なわれているか知ることができる。ただ、観点を知るだけなら広野由美子『フランケンシュタイン解剖講義』、あるいは筒井康隆『文学部唯野教授』を勧める。http://blog.livedoor.jp/shoji_arisawa/archives/51500745.html

  • 青縁眼鏡

    今まで言語化できなかった、新しい観点を知った。

  • 青縁眼鏡

    2回目。いろいろと理解できるようになったぞ。参考図書も探すか。

  • Reina SAIJO

    楽しいシェイクスピア批評。社会的なキーワードが多いが、イーグルトンの読者、批評家としての力量が伺える一冊。ただし、これはシェイクスピアを知らない人が原作を読みるような入門書というものではない。むしろシェイクスピア作品の多様性を味わうシェクスピア批評の入門書もしくは模範的著作といった方が良いと思う。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items