ティムール ヴェルメシュ

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帰ってきたヒトラー 下 河出文庫

ティムール ヴェルメシュ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784309464237
ISBN 10 : 4309464238
フォーマット
出版社
発行年月
2016年04月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
森内薫 ,  
追加情報
:
289p;15

内容詳細

テレビで演説をぶった芸人ヒトラーは新聞の攻撃にあうが民衆の人気は増すばかり。極右政党本部へ突撃取材を行なった彼は、徐々に現代ドイツの問題に目覚め、ついに政治家を志していくことに…。静かな恐怖を伴ったこの爆笑小説は、ドイツで大反響を巻き起こした。本国で二五〇万部を売り上げ、映画で二四〇万人動員したベストセラー小説の待望の文庫化。

【著者紹介】
ティムール ヴェルメシュ : 1967年、ドイツのニュルンベルクに生まれる。エルランゲン大学で歴史と政治を学ぶ。ジャーナリストとしてタブロイド紙の“アーベントツァイトゥング”紙、“ケルナーエクスプレス”紙のほか、“シェイプ”誌など複数の雑誌でも活躍

森内薫 : 翻訳家。上智大学外国語学部フランス語学科卒。2002年から6年間ドイツ在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 蓮子 さん

    テレビ出演したことで爆発的な人気を得たヒトラー。新聞社からの攻撃もものともせず、極右政党本部へ突撃取材もこなし、現代ドイツの問題にも徐々に目覚めていった彼はついには政治の世界へと足を踏み込んで行く。本書を読むと何だかヒトラーとても魅力ある人物に思えてくる。どうやら著者もそこを狙って書いたらしい。きっと実際の彼も人を惹き付ける何かを持っていた人物だったのだろう。ヒトラーは理想を追い求めるあまり狂気へ近づいてしまったのだと思う。面白く読める作品だけれど、ヒトラーとは何者だったのかを考える1冊に。映画も見たい。

  • 🅼🆈½ ユニス™ さん

    ドイツで発刊した際、論難の対象になったと言う。読めば理解するだろうけど、ヒトラーの魂を借りて今の状況を皮肉っているからだ。尚、妙に惹かれる部分も無くはない。ヒトラーに間違った話など無いようにも思えるほど、彼の蛇舌に欺かれてしまう。いくらヒトラーやゲッベルスに真正性があったとしても影で行われた蛮行が正当化されては困る。何百万人への虐殺やそれ以上の命を戦争に追い込んだ罪は永遠に赦されるべきではない。クックッと笑う中、笑う自分にふと恐怖を感じるドキツい風刺度の濃い一冊だった。この小説、本当に大丈夫なの⁉️

  • GAKU さん

    この作品を読むにあたっては、ヒトラーやナチに関するある程度の知識があった方が良いかもしれない。しかしあったとしてもドイツ人では無い私達に、深いところまで理解するのは難しい気がする。ヒトラーやナチの話題がいまだタブー視されているドイツで、このような作品が出版された事は凄いと思う。この作品を読んでいるとヒトラーが政治家として、魅力的な人物に思えてくるのが恐い。実際のヒトラーもこのように国民達の支持を得ていったのかもしれない。⇒

  • Shintaro さん

    やはり映画のほうが盛ってあるのかな。原作はストレートにヒトラーが政治活動を始めるところで終わる。相手は何と緑の党か。原子力発電をやめたのは残念そうだが(核兵器が作れないので)、ドイツの大地、マイン・ファーターラントを守るというポリシーが気に入ったらしい。ヒトラーにとって、大衆に不満があり、メディアで大きな影響力を発揮できる現代は絶好のチャンスであるらしい。悪いことばかりじゃなかった。今度はもっとうまくやろうぜと。各国が自国の利益にのみ向いているなか、このようなポピュリストは世界中でゴマンと輩出されている。

  • Rin さん

    ヒトラーが順調に周囲を魅了していく。その勢いには若干怖さも感じる。彼の言っていることには頷けることもあれば、極端だと感じることもある。それは国民一人ひとりが自分で考えなければいけないことなのだろう。それでも国民は圧倒的なリーダーシップに引っ張られていくのかも。本書のヒトラーは身近な人を大切にしようとしていて、親しみやすさもあった。最後は今後のドイツがどうなるのか気になる終わりかた。現代に馴染もうとするヒトラーだけど、インターネッツにユーテューブ、ドラッグストアでの総統には笑わせてもらいました。

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ティムール ヴェルメシュ

1967年、ドイツのニュルンベルクに生まれる。エルランゲン大学で歴史と政治を学ぶ。ジャーナリストとしてタブロイド紙の“アーベントツァイトゥング”紙、“ケルナーエクスプレス”紙のほか、“シェイプ”誌など複数の雑誌でも活躍

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