オカンといっしょ

ツチヤタカユキ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784163908427
ISBN 10 : 4163908420
フォーマット
出版社
発行年月
2018年05月
日本
追加情報
:
200p;19

内容詳細

十代の頃から生活のすべてを「笑い」に捧げて生きてきた。それを支えてくれたのは? 母と息子、不器用な二人の30年の愛の記録。

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読書メーターレビュー

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  • いっち さん

    自虐と皮肉が面白い。「死ぬのは、ドッチボールで当たって枠の外に出ていくのに似ている。そして、僕は、何回も顔面に当たって、顔面セーフでここにいるような人間」と主人公は自虐。「学校のスターだったヘヴンは、肉体労働者になり、学校で一番可愛いと言われたアイスはウエイトレスになった」学校でのヒエラルキーが、社会では通用しない皮肉。哀愁がある。中学の美術部で、主人公は「人間と牛が交尾する絵」を書き、批判を浴びた。「個性的であろうとする事は、この世界では異常な事」と悟る。個性を貫くのは難しいが、その先にしか成功はない。

  • neputa さん

    以前インタビューで著者は母子家庭で育ったと話していた。本作は著者にとって唯一の家族である母との関係性が軸となった私小説。小説ではあるが、概ね事実が元であろうと勝手に邪推し読んだ。母と子、どちらも破天荒な人物である。寂しかった少年時代、多感な思春期の間、激しくぶつかり合いつつも深い愛で結ばれている二人の姿に幾度も感動を覚えた。自分の母親が最高の笑顔を見せた瞬間をこれほど美しく素敵に描写するその行為自体に、驚くと共に深い感銘を受けた。予定では今年、著者のデビュー作「笑いのカイブツ」の映画が公開される。楽しみ。

  • 0607xxx さん

    「笑いカイブツ」を生み出したぶっ飛んだ母子家庭生活が、幼少期から28歳まで綴られており、今作も相当の熱量を感じた。この不器用な親子の物語は、学校や社会に馴染めず、どん底にいる人々に光を与えてくれるように思う。

  • マコ さん

    この人が書く文章がエロいと思うのは私だけですか。タイトルから、オカンとの日々をひたすら書いているのかと思ったけれど、今までに出会った自分に影響を与えた人達、大切な人達のことを書いた本だと思う。その人との関係と重要な会話が数珠つなぎのように書かれているが、その人との別離は書かれていない。現実では別れたり連絡が取れなくなったりして二度と合えないだろう人でも、別れのことは書かれていない。そこが良かった。最後の章では、出会いと別れを繰り返す中でオカンだけは(離れていても)ずっと一緒にいたんだなとじんわり思った。

  • みぃな(みひな) さん

    私には、最初っから文体が好きではない。お母さんとの思い出の話かと期待してた。芸人の世界、夜の世界の人間たちの様子なんだろうな、これは。比喩がいちいち面倒くさい。

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人物・団体紹介

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ツチヤタカユキ

1988年、大阪府生まれ。「着信御礼!ケータイ大喜利」でレジェンドの称号獲得をはじめ、「オールナイトニッポン」などでも「伝説のハガキ職人」として知られる。2017年、自身の赤裸々な日々を綴った「笑いのカイブツ」を刊行。同作は映画化も予定されている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたも

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