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Right×light 7

ツカサ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784094511598
ISBN 10 : 4094511598
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2009
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

秘められたもうひとつの物語が動き始める!

「――お兄ちゃん、ここにお父さんとお母さんのお墓があるの?」麦藁帽子で獣耳を隠しながら由衣が言った。「ああ、皆のお墓がある」僕はあえてそういう言い方をした。真新しい墓石に、三つの名前が刻まれている……父、母、そして、妹の由衣の名前。「あたし、やっぱりほんとは、こっちにいる人じゃないんだね」墓石の前で、呟く由衣。僕は何と答えていいのか分からず、彼女の頭に手をのせる。久しぶりに踏んだ故郷の地で、僕はいま、あの悲劇と、ようやくと向き合おうとしている。大切な仲間たち支えられながら……。

Content Description

「―お兄ちゃん、ここにお父さんとお母さんのお墓があるの?」麦藁帽子で獣耳を隠しながら由衣が言った。「ああ、皆のお墓がある」僕はあえてそういう言い方をした。真新しい墓石に、三つの名前が刻まれている…父、母、そして、妹の由衣の名前。「あたし、やっぱりほんとは、こっちにいる人じゃないんだね」墓石の前で、呟く由衣。僕は何と答えていいのか分からず、彼女の頭に手をのせる。ひさしぶりに踏んだ故郷の地で、僕はいま、あの悲劇と、ようやく向き合おうとしている。大切な仲間たちに支えられながら…。

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • カインズ

    【危うさの中の楽しさ】楽しそうではあるものの一歩間違えると地獄に踏み込んでしまいそうな空気が漂う一冊。今回は、啓介と由衣が過去へと向かい合う回となった。叔父の家での友月とアリッサの行動が対照的で面白い。友月は、妖しい魅力を身につけて、性格もアグレッシブになったけど、この先どうなってしまうのだろうか?

  • ウラー

    過去と向き合うために帰省した啓介らを友月家の闇が襲う。誰の手も掴めないというトラウマは消えたのではなく、誰の手も離せなくなっただけだというのが印象的だった。

  • 晦夢

    やっぱり面白い。大好きだな。段々と重い話になってきて、未由が……。この重いところも好みだな。未由は可愛いな〜。そして、啓介は何も選べない……。

  • あかなぎ

    友月家があそこまで怪しいことたっぷりだったとは。魔術+伝奇要素?も加わったようで飽きを感じさせずに読めます。浴衣のイラストもグッド!

  • アイギス

    未由がクロくて怖い・・・。この作品はどちらかを贔屓せずダブルヒロインでいってるところがいいですねぇ。光のヒロインアリッサに闇のヒロイン未由って感じかな。今巻で選べないんじゃなくてアリッサや未由を選んでるって断言したからには是非とも最後までダブルヒロインでいってもらいたい。

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