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ISBN 10 : 4044001669
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「ドイツ人がヨーロッパでユダヤ人になしたと同じようなことを、われわれは太平洋で日本人に行ってきたのである」開戦後、陸軍パイロットとして南太平洋に派遣されたリンドバーグ。ラバウルでの壮絶な空爆戦、零戦との一騎打ち―そこで目にしたのは米兵による日本軍捕虜への蛮行であった。戦争がもたらす残虐行為の連鎖、アメリカの自由と民主主義とは、人類が目指した文明化とは何なのか。未来への警句が、今なお重く響く。
目次 : 大戦前夜―米本国で(承前)(ファシスト呼ばわりされて―一九四一年)/ 戦時下―米本国で(現役復帰、かなわず―一九四二年)/ 戦時下―米本国で(戦場も根回しだ―一九四三年)/ 最前線―南太平洋で(日本軍と対峙した日々―一九四四年)/ 終戦時―ヨーロッパで(廃墟の中に立つ―一九四五年)
【著者紹介】
チャールズ・A.リンドバーグ : 1902年、米デトロイト生まれ。妻は作家のアン・リンドバーグ。1927年にニューヨーク‐パリ間の世界初の大西洋単独無着陸飛行に成功。1932年、誘拐事件で長男を亡くす。1935年、生理学者カレル博士と共に人工心臓装置を開発。ドイツ空軍の調査に派遣され政治の中枢にも関わる。第二次世界大戦に際し米国の参戦反対を強く訴え、ルーズベルト大統領との確執が生まれるが、開戦後はパイロットとして南太平洋に派遣、日本軍の零戦とも戦う。1974年、72歳でマウイ島で逝去
新庄哲夫 : 1921年、米サンフランシスコ生まれ。東京新聞勤務を経て英米文学翻訳家に。2006年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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