チャールズ・ローゼン

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演奏する喜び、考える喜び

チャールズ・ローゼン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622090717
ISBN 10 : 4622090716
Format
Books
Publisher
Release Date
May/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

世界的なピアニストで、音楽理論家としても活躍したチャールズ・ローゼンが、友人テマーソンを聞き手に、縦横無尽に音楽の喜びを語る。師匠ローゼンタールが驚異的な技巧でブラームスを振り向かせた話、音楽分析は演奏に必要か、シューマン、ベートーヴェン、バッハの技法、演奏と楽譜の緊張関係、ピアノを弾くことの身体的喜びについて。明晰に、率直に、生き生きと語られた言葉たちは、音楽の喜びの核心を軽やかに告げている。ピアニストとしての体験に裏打ちされた、珠玉の洞察。

目次 : 音楽分析/ 音楽分析の成果/ 様式/ 音楽演奏/ 身体的喜び、知的喜び/ 演奏家の役割

【著者紹介】
チャールズ・ローゼン : 1927‐2012。ニューヨークに生まれる。コンサート・ピアニスト、音楽批評家・理論家。4歳でピアノを始め、11歳よりヘドヴィク・カンナー、モーリツ・ローゼンタールに師事する。1951年プリンストン大学で博士号取得(フランス文学)。ニューヨーク州立大学、オックスフォード大学、ハーバード大学、シカゴ大学などで教鞭をとる

キャサリン・テマーソン : 1944‐2015。ニューヨーク大学で博士号取得(比較文学)。ニューヨークのUbu Repertory Theaterの文芸部長。エリ・ヴィーゼルなどの英語への翻訳を多数手がける。父レオン・テマーソンはニューヨーク・フィルの第一ヴァイオリン奏者。ローゼンと長い親交があった

笠羽映子 : 1981年パリ第4大学で博士号取得(音楽学)。早稲田大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Bartleby

    フランス文学者・ピアニスト、チャールズ・ローゼンへのインタビュー。感情とか情熱とか、安易にそちらに傾かない明晰さを備えたピアニストは数少ないから貴重だ。彼は何より音楽そのもののロジックを第一に置いている。その点は、作曲家本人さえ信用していないほど。ストラヴィンスキーに曲の誤りを指摘しに行ったら、作った本人が何のことかわかっていなかったというエピソードが印象的だった。メシアンが嫌いなところは気が合わないが、理由を聞くとそれはそれで納得させられてしまった。

  • Mai

    原書が1993年出版だからというのもあるが、全体的に言っていることが古いと感じた。言及するピアニストが概ねホロヴィッツ時代の大ピアニストで近年の優れた若手にはほとんど触れられていない。また、終盤に出てくるエレクトロニクスについて、今や技術革新によりかなり可能性が広がったが、ローゼンが言及しているのは主にテープ時代の話。またモダニズムとポスト・モダニズムの解釈にもやや違和感。個人的な趣味もローゼンとあまり合わなかったが、それは彼の言うように「趣味の問題についてしか人々は論争し」ないからか(笑)。

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