チャールズ・ディケンズ

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チャールズ・ディケンズ

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784652202487
ISBN 10 : 4652202482
フォーマット
出版社
発行年月
2018年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
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追加情報
:
190p;19

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読書メーターレビュー

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  • のっち♬ さん

    ややマニアックな岩波の短編集と比較してアクの控えめな6篇。傑作『信号手の話』が掴みを担う前半はサスペンス・ホラーの色調が濃厚。『追いつめられた男』といい、短くとも好奇心を煽る目眩く展開で惹きつける。『牢獄でみつかった告白』の偏執ぶりはいかにも英国的。『墓掘り』は「クリスマスキャロル」に通じるファンタスティックな話で、墓場を跳び箱にする光景は著者らしいユーモラスな演出。表題作はこの上なくピュアな恋物語で、芝居がかった語りにとても温かな眼差しを感じる。余韻として残る死のイメージが物語の世界に陰影を添えている。

  • KAZOO さん

    このシリーズはカフカの作品集を読んだのと装丁がヨシタケシンスケさんのもので少しほかの作品を読んでみようと思い手に取りました。ディケンズの作品は長編が多いのですが短編では有名なクリスマス・キャロルがありますがここにはホラーのようなものなどがあり私は楽しめました。とくに「信号手の話」は他のアンソロジーでも読んだことがありこの本の対象読者にはかなり怖く感じるのではないでしょうか?他の作品は読んだことがなく楽しめました。

  • NAO さん

    ジュニア向けに編集されたディケンズの短編集。ディケンズの作品の中でも一番怖い「信号手の話」や、「クリスマス・キャロル」とよく似た「ゴブリンに連れ去られた墓掘り」など、ヴィクトリア朝独特の暗さが印象的な怖い話が6つ。ただひとつ「ヒイラギ荘のちいさな恋」は、ませたちいさなお坊ちゃまのかわいい恋の物語。これは、ディケンズが自分の朗読用に書いた作品だそうだ。

  • キジネコ さん

    6篇の短編が納められています。「信号手」はゴーリーおじオススメ12の怪談で既読。表題の「ヒイラギ〜」は、とてもかわいい話ですが なかなか奥行きに玄妙さ・複雑さを湛えていてデイッケンズらしい。「ゴブリンに連れ去られた墓掘り」という話は「クリスマスキャロル」と同じ構造を持っていますが少し捻りが入ってて面白い。他の3篇は、ブラック。ヨシタケさんの挿絵が可愛いんで油断するとギョッ!!ですがら よおく噛んで召し上がれ。時代、風土の背景を抜きにしても人間の関係が生み出すドラマの面白さを際立たせるデイッケンズの、凄み。

  • ほちょこ さん

    大物作家短編シリーズ第3弾はディケンズ。つくづく私は大物作家を読んでないんだなぁと思いつつ、ここで短編を数作読んで、挽回した気分に浸る。表題の「ヒイラギ荘の小さな恋」、こんなほんわかした作品をかける人が、うすら怖い信号手の話もかけるのか、と。さすがが大物。(と、ちゃっちゃとくくってしまった)

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チャールズ・ディケンズ

19世紀を代表するイギリスの国民的小説家。新聞記者を務めながら作品を発表した。貧困だった幼少期の経験や、当時の社会事情を反映した作品が多く、生き生きとした人物描写や豊かな物語性で人気を博している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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