Product Details
ISBN 10 : 458276973X
Content Description
氷河をすりぬけ、マゼラン海峡を通過したビーグル号は、南米大陸の東側へと探索の旅を続ける。火山の噴火、チリの大地震に遭遇したダーウィンは、ガラパゴス諸島で、後の「進化論」につながるフィンチやイグアナ、ゾウガメなどの生態を細かく観察。さらにインド洋では、サンゴ礁の形成について考えを深める。未知の世界への驚きと考察を詳細に書き留めた、博物学者ダーウィンによる「地球史」への招待。
目次 : 第12章 中央チリ/ 第13章 チロエおよびチョノス群島/ 第14章 チロエ島とコンセプシオン、大地震/ 第15章 コルディエラの峠道/ 第16章 北部チリとペルー/ 第17章 ガラパゴス諸島/ 第18章 タヒチとニュージーランド/ 第19章 オーストラリア/ 第20章 キーリング島―サンゴ礁の形成/ 第21章 モーリシャス島からイングランドへ
【著者紹介】
チャールズ・R.ダーウィン : 1809‐82。イギリスの博物学者。自然淘汰による進化論を提唱。著名な思想家エラズマス・ダーウィンを祖父とし、母方は陶器製造で有名なウェッジウッド家。幼少年期より博物学に興味をもつ。エディンバラ大学医学部を中途退学し、ケンブリッジ大学神学部に学ぶ。卒業後、22歳で海軍の測量観測船ビーグル号に無給の博物学者として乗船(1831‐36)、南半球各地の地質、動植物を観察して自然淘汰が進化の要因であることを確信する
荒俣宏 : 1947年東京生まれ。博物学研究家、作家、翻訳家。慶應義塾大学法学部卒業後、日魯漁業(現マルハニチロ)コンピュータ室勤務を経て、翻訳家・作家として活動。幻想文学、図像学、博物学、産業考古学、妖怪学など幅ひろい分野で著作活動をつづける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Customer Reviews
Recommend Items
Feedback
Missing or incorrect information?
Product information of this page .
