チャールズ・イームズ

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コンピュ-タ・パ-スペクティブ 計算機創造の軌跡

チャールズ・イームズ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784480093844
ISBN 10 : 4480093842
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2011
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Product Description

イームズ夫妻による 図説コンピュータ史
バベッジの解析機関から戦後の巨大電子計算機へ――。
コンピュータの黎明を約五〇〇点の豊富な資料とともに辿る。イームズ工房制作の写真集。

Content Description

20世紀を代表するデザイナーのイームズ夫妻が企画・制作し、ニューヨークのIBM館内で開催された展示を書籍化。19世紀はじめにチャールズ・バベッジの構想した「解析機関」から戦後の巨大電子計算機が登場するまでのコンピュータの軌跡を、500点を超す貴重な写真・資料とともに辿る。社会、経済、軍事など現実のさまざまな場面で生じる課題に挑んだ理論家・技術者たち、そして彼らの試行錯誤の末に生み出されたユニークな機械。いくつもの流れが交錯し、影響を及ぼし合いながら、やがて汎用コンピュータへと収束していく過程を浮き彫りにする。

目次 : プロローグ/ 1890年代/ 1900年代/ 1910年代/ 1920年代/ 1930年代/ 1940年代

【著者紹介】
チャールズ・イームズ : 1907‐78年。20世紀を代表するアメリカのデザイナー。合板やプラスチック、金属を巧みに利用した工業製品を多数発表し、戦後のプロダクトデザインに多大な影響を与えた

レイ・イームズ : 1912‐88年。20世紀を代表するアメリカのデザイナー。合板やプラスチック、金属を巧みに利用した工業製品を多数発表し、戦後のプロダクトデザインに多大な影響を与えた

和田英一 : 東京大学名誉教授。IIJ技術研究所研究顧問

山本敦子 : 元東京大学大型計算機センター勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • オザマチ

    まるで計算機の博物館に入ったような感覚になれる本。数学者を中心として計算機の発展を紹介する本と異なり、社会や学問への需要や要請から計算機が発明・改良されていった流れを知ることができる。微分方程式や統計の問題を機械で解くことに血眼になったというのは、知らない人から見れば地味で面白くなさそうに思われるかもしれない。しかし、いま流行りのコンピュータ支援設計(CAD)やビッグデータの話に、それらの単語ができるはるか前から注目していたと言っても良いのではないだろうか。どんな分野でも先駆者というのは偉大だと思う。

  • EnJoeToh

    楽しい。

  • roughfractus02

    論理、統計、計算の構想が一つに統合された機械をコンピュータと呼ぶまでの19世紀から第二次大戦前後の歴史がイームズの展覧会と同じ順序で写真と文によって辿れる。本書は、将来ナノ化していくだろう人工知能が、まだトランジスタの集積回路になる以前、真空管の熱の中で夥しいケーブルに繋がれ、計器の針が慌ただしく動き、パンチカードを音を立てて吐き出す機械だったことを思い起こさせる。開発者に焦点を当てれば、この歴史は人間の夢を実現る機械開発の過程だが、国家や軍事に移せば人間を生体レベルから管理する技術を精緻化する過程だ。

  • ビター

    文庫だとやっぱ小さくてなんだかなって思っちゃうよね。そうは言っても面白い。

  • くらびす

    二冊以上所持しておきたいです

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