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記憶の虜囚

ダヴィド・ラーゲルクランツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784041140703
ISBN 10 : 4041140706
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

14年前、金融界で華々しく活躍しながら、忽然と失踪したクレア。焼死体で見つかり死亡宣告されたはずの彼女が、ある写真に写り込んでいたという。移民街で育った警官ミカエラは、貴族で心理学者のレッケとともに、クレア生存の謎を捜査することに。クレアの勤めていたノルド銀行は、かつて債務不履行で破綻。スウェーデン政府は、ハンガリーの投資会社の手を借り、銀行を国有化していた。クレアが失踪前に会った男の正体を突き止めたミカエラ。一方レッケは、男の代理人から接触を受ける。男の名は、ガボール・モラヴィア。世界中の権力者を操る邪悪な男にして、レッケ最大の天敵だった。レッケとミカエラ、二人に過去の因縁が影を落とし、それぞれの家族に破滅的な危機が訪れる――。

【著者紹介】
ダヴィド・ラーゲルクランツ : 1962年生まれ、スウェーデンの作家、ジャーナリスト。ストックホルム在住。大学で哲学と宗教を学んだあと、タブロイド紙記者を務める。のちに作家に転身、97年、スウェーデンの登山家の伝記G¨oran Kropp 8000 plusでデビュー

岡本由香子 : 1974年生まれ。航空機の管制官として勤務後、翻訳者に。児童書からノンフィクションまで幅広く手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ナミのママ

    〈レッケ&バルガスシリーズ〉2作目。これでバディ?と思える前半、噛み合わない2人。持ち込まれた1枚の写真から推測されるのは14年前に失踪した女性。しかしストーリーはなかなか進展しない。それぞれの私生活や過去が交互に語られる。「う〜ん」と思った中盤からやっといろいろなピース組み合わさり、2人も活動的になる。それにしてもスケールの大きな話。実在する大物は出てくるし、国家絡みの陰謀も。読み終わってみるとやはり楽しい。解決しないまま次の事件が持ち込まれたようなところで終わったので、次作を待ちたい。

  • 星落秋風五丈原

    レッケは大人になっても覚えていたというから、男の恨みは凄まじい。また、レッケは本編でシャーロック・ホームズの役回りだが、彼には娘ユーリアがいる。妻との関係は冷え切っているが、娘の事は愛しているレッケの弱点でもある。彼女がどうやら悪い男に引っかかっているらしい、外貌は描かれていないが、おそらくレッケへの報復絡みと読者は想像がつき、総員で「逃げてー!」モードなのだが、ガボールをモリアーティにしたいのか。

  • uniemo

    レッケ&バルガスシリーズ2作目。1作目より展開も早く面白いけれど、視点が頻繁に変換するし登場人物も少なくないので誰だっけと見返すことは多かった。ストックホルム中心地の地名が沢山出てきてあまり説明ないけれど滞在したことのある方だと地域の雰囲気の違いがより面白味を増すと思う。

  • まそお

    場面の切り替えが多くて、登場人物もたくさんだし名前も覚えられないし!で、なかなか難儀しながら読んだんですけど、またもシリーズものに途中から手を出してしまった模様。遡ります。

  • みやび

    2作目。偶然写りこんだ写真一枚から、死んだはずの女性が生きていると推察できる天才心理学者レッケと、思慮深いけれど行動力も備えた悩み多き警官ミカエル、どちらも好きです(レッケの薬物依存はもどかしいけど)。捜査を始めたとたん現れた宿敵に、大切な人たちを狙われるレッケ。なかでも娘の恋人が危険な顔を見せ始めたのが可哀相だった。クレアもあとちょっとだったのに悔しい。次も読みます。

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