基本情報

内容詳細
西暦一千年を前に、終末論に怯える修道院。死を覚悟し作業を放棄せよという院長に、希望を信じて生きるべきだと主張する修道士の姿を描く。
目次 : 第1幕(黙想/ 第一時課のとき/ 葡萄酒の犠牲 ほか)/ 第2幕(祝福された土/ 政治談義/ 山の話 ほか)/ 第3幕(季節の会話/ よるとひるの対話/ 教会の対話)
【著者紹介】
ダヴィデ・マリア・トゥロルド : 1916‐1992。イタリア、フリウリ地方に生まれる。詩人・司祭。ファシズム抵抗運動の一環として、ミラノのサン・カルロ教会を中心にさまざまな組織や活動家の連帯を助け、また機関誌「人間」L’Uomo発行に参加した。戦後は戦争孤児のための共同体「ノマデルフィア」への協力や、貧困者扶助運動「愛のミサ」の設立など、数多くの文化・社会活動を展開する。須賀敦子がのちに参加することになる「コルシア・デイ・セルヴィ」設立もその活動の一つ。一方で、1947年にサン・ペッレグリーノ賞を受賞するなど詩人として高く評価され、詩集、戯曲、評論なども多数発表
須賀敦子 : 1929年兵庫県生まれ。聖心女子大学卒業。53年よりパリ、ローマに留学、その後ミラノに在住。71年帰国後、慶應義塾大学で文学博士号取得、上智大学比較文化学部教授を務める。91年『ミラノ 霧の風景』で講談社エッセイ賞、女流文学賞を受賞。98年逝去(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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ヘラジカ さん
読了日:2019/06/11
なおこっか さん
読了日:2019/09/11
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人物・団体紹介
ダヴィデ・マリア・トゥロルド
1916‐1992。イタリア、フリウリ地方に生まれる。詩人・司祭。ファシズム抵抗運動の一環として、ミラノのサン・カルロ教会を中心にさまざまな組織や活動家の連帯を助け、また機関誌「人間」L’Uomo発行に参加した。戦後は戦争孤児のための共同体「ノマデルフィア」への協力や、貧困者扶助運動「愛のミサ」の設
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