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誓います 結婚できない僕と彼氏が学んだ結婚の意味

ダン・サヴェージ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784622085966
ISBN 10 : 4622085968
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代の結婚に意味はない?人生の墓場?結婚につきもののそんな疑問や不安に向き合いつつ、結婚の意味を探究するノンフィクション。それが婚姻の単なる損得勘定に堕さないのは、著者たちが婚姻制度に守られていない同性カップルだからだ。驚くほど多彩なパートナーシップのあり方を見聞して考え抜いた二人は、ちょっと型破りな結婚観、そして納得の結末にたどり着く。読みながらあなたの結婚観も揺さぶられ、試されずにはいられない。婚姻につきまとう固定観念、そして広がりつつある虚無感への、痛烈な一撃となるか。著者の出世作『キッド』とともに、家族やパートナーシップの多様な形態が共存できる社会を目指す、等身大のアクション。

目次 : 第1部 プロポーズ(ロード・トリップ/ 物議をかもす/ 内なる敵/ 一つ屋根の下/ 帰路)/ 第2部 婚約(昔の結婚/ 今の結婚/ 拝借する/ ブルー)/ 第3部 急展開(プランナーに依頼する/ 五つのケーキ/ 四つの喧嘩/ 三つのセカンド・オピニオン/ 二つの至福の時/ もう一度、最後の説得/ 見込みゼロ)

【著者紹介】
ダン・サヴェージ : 1964生まれ。シアトルのローカル紙The Strangerのエディトリアル・ディレクター、作家。そのほか、ラジオパーソナリティ、TVコメンテイター/レポーター、シアトルの劇団「グリーク・アクティブ」の劇作家・演出家(キーナン・ホラハン名義)など、多彩な活躍をしている。シアトルに在住

大沢章子 : 翻訳家。1960年生まれ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • くさてる

    ゲイのカップルが「結婚」にいたるまでの葛藤とドタバタを皮肉と毒のあるユーモアたっぷりに語ったエッセイ。同性婚反対の機運が高まっていた時期に書かれた本だけあって政治的な背景について触れられた部分も多く、そこらへんは感覚として分かりにくいところもあったけれど、それ以上に「どうして結婚しなければいけないのか」という命題を前にすると、ひとは(ゲイもストレートも変わりなく)なにかと考え込まずにいられないのだということが分かって面白かった。山あり谷ありで悩みながらも笑わずにはいられないエピソードも多く面白かったです。

  • pohcho

    「キッド」の続編。今作のテーマは「結婚」。一人が働き一人が専業主夫となり息子を育てる二人がそもそも結婚してないことの方がおかしい気もするが、当時二人の住む州で同性婚は認められず、全米では同性婚反対の議論が巻き起こっていた。結婚は子供を産むためのもの?権利を得るためのもの?それとも・・。様々に思い悩むダンと共に結婚について考えさせられた。あけすけだけど繊細で昔気質のダン。女子力ならぬゲイ力高そうなテリー。6歳になった(!)D・J。ダンの家族も含め愛すべきファミリーに再び会えてとても嬉しく楽しく読了。

  • モルテン

    10年間付き合い続けた彼氏と6歳の養子の息子のいる作者が、結婚についてあれこれ考え、経験し、書いたエッセイ。作者も彼氏も息子も、3人とも結婚する気がない(結婚に反対している)のが面白い。作者はゲイだけれど、結婚についての考えは同性愛者だろうがストレートだろうが関係ない。けれど、作者はゲイゆえに、結婚については社会から・国家から干渉を受ける。結婚という個人的な営みなのに、いちいち大統領がどうしたとか、裁判でどうなったとか関係してくる。作者と一緒に怒ったり笑ったりしていたら、終盤まさかの落涙。ずるい。

  • だろうぇい

    6歳の養子を同性パートナーと育てる著者の「結婚」を巡る奮闘記。同性婚が物議を醸す2004年のアメリカで、同性婚合法化を望みつつ自分の結婚には乗り気でない著者が、結婚の意味、同性婚批判の矛盾などについて、饒舌で軽妙だが鋭い考察を繰り広げる。結婚をせっつく母親、断固反対派の息子(!)など、個性溢れる家族に囲まれ、いつの間にか事態は進展し…。結末は、若いLGBTに将来の可能性を伝えるプロジェクト(It Gets Better)を始めた著者らしく力強いが、平等な権利が認められない現状に対する静かな憤りも印象的。

  • 慧の本箱

    前作『キッド』の続編。前回生まれたての赤ちゃんだったDJも小学生になって、中々手強い。そのDJとゲイのカップル、ダンとテリーとの三人家族。ダンとテリーの同棲10年目を記念して結婚するかしないかが今回のテーマ。負けず劣らず、こだわり満載、強力自己主張三人のすったもんだの顛末記。

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