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偶然の科学 ハヤカワ文庫nf

ダンカン・ワッツ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784150504007
ISBN 10 : 4150504008
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

〈数理を愉しむ〉シリーズ ネットワーク科学の革命児が解き明かす、「偶然」で動く社会と経済のメカニズムとは?

〈数理を愉しむ〉シリーズ ネットワーク科学の革命児が解き明かす「偶然」で動く社会と経済のメカニズム。

小飼弾氏絶賛!
「『社会科学を本物の科学に!』 この社会学党宣言こそ本書のコアだ」

ダン・アリエリー(イグ・ノーベル賞受賞者、『予想どおりに不合理』)
「世界認識を変える本が現れた。耳が痛くても、“間違う理由”は知る価値あり」

世界は直感や常識が意味づけした偽りの物語に満ちている。ビジネスでも政治でもエンターテインメントでも、専門家の予測は当てにできず、歴史は教訓にならず、個人や作品の偉大さから成功は測れない。だが社会と経済の「偶然」のメカニズムを知れば、予測可能な未来が広がる……。より賢い意思決定のために、スモールワールド理論の提唱者が最新の科学研究から世界史的事件までを例に解き明かす、複雑系社会学の話題の書。

ダンカン・ワッツ Duncan J. Watts
アメリカの社会学者。マイクロソフトリサーチ主任研究員。1971年オーストラリア生まれ。コーネル大学で理論応用力学の博士号を取得。オーストラリア海軍士官、コロンビア大学社会学部教授、ヤフー・リサーチ主任研究員を経て現職。サンタフェ研究所およびオクスフォード大学ナフィールド・カレッジにも籍を置いた。1998年、S・ストロガッツと共にスモールワールド現象(わずか数人の知人をたどれば世界中の人間がつながるという説)をネットワーク理論の見地から解明した論文で一躍脚光を浴び、現在ネットワーク科学の世界的第一人者として知られる。邦訳書に『スモールワールド・ネットワーク――世界を知るための新科学的思考法』『スモールワールド――ネットワークの構造とダイナミクス』がある。

【著者紹介】
ダンカン・ワッツ : アメリカの社会学者。マイクロソフトリサーチ主任研究員。1971年オーストラリア生まれ。コーネル大学で理論応用力学の博士号を取得。オーストラリア海軍士官、コロンビア大学社会学部教授、ヤフー・リサーチ主任研究員を経て現職。サンタフェ研究所およびオクスフォード大学ナフィールド・カレッジにも籍を置く。1998年、S・ストロガッツと共にスモールワールド現象(わずか数人の知人をたどれば世界中の人間がつながるという説)をネットワーク理論の見地から解明した論文で一躍脚光を浴び、現在ネットワーク科学の世界的第一人者として知られる

青木創 : 1973年生。東京大学教養学部教養学科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Toshi53162606

    20年ほど前に生まれ、インターネットの発展に後押しされる形で、自然科学・社会科学を問わずあらゆる分野を包括しながら急激に進展しつつあるネットワーク科学の開祖の1人であるダンカン・ワッツの本。 社会・歴史・経済・経営・アカデミア・エンターテイメントなど、あらゆる分野での成功や失敗が、単独の組織や個人の才能と努力ではなく、それらが属するネットワークと偶然によってもたらされたものであることを、科学的根拠を用いて証明した本。

  • はなよ

    7章までは面白く、多くの教訓を得られる。しかし8章からは空気が変わってくる。その原因はネットでの実験を神格化している事で、それまでの章で散々無理だと言ってきた未来予測を、ネットで膨大なデータを収集すれば可能になるかもしれないと言ってしまっている。私にとってはこの結論も自分が正しいと思い込むバイアスから生み出されたようにしか見えない。まず、ネットの世界では生身の人間1人居れば数百、数千の発言を同時に発信する事ができる。機械の発言と人間の発言を明確に区別できなければ、数人の人間のせいで実験の結果が(続く

  • Don2

    良書。社会科学は対象実験ができないから、ある事件が何を原因として起こるか確定できない。これを前提に、目鱗一つ目は"事件"の定義も怪しい話。大事件だった"インターネットの出現"ってどこからどこまでを指すの?という話。二つ目はある事件の"原因"は後の時代の合意形成を待たないと確定しないという点。桶屋が儲かった理由を"風"に求めて良いかは後の時代の人の合意によって決まる。確かに…。著者が素晴らしいのは、人は合理的に将来が予測できないときも判断をしなきゃいけない事に正面から向き合う点。正解はない。そうなんだよなあ

  • りょうみや

    さらっと再読。ネットワーク科学者が書いた認知バイアス本というのが適切だろうか。この2つを結びつけて社会現象の予測の難しさ、人がいかに思い込み・常識に囚われているかを語っている。物理学と比較して従来の社会科学・社会学を典型的に批判しているのだが、この2つがごっちゃになっていて対象がよくわからない。道徳・哲学の範疇まで踏み込んでいるが、そのあたりは洞察が浅いように思える。

  • kitten

    図書館本。BISの3巻で山本さんが紹介していた本。いや、これ高校生が読むには難解すぎないか?科学が発展すると、どんなことにも必ず原因があるのがわかってくるが、偶然としか言いようのないものもたくさんあるよ。あまりにも関わるものが多すぎてカオスだもの。生物や医学だってそう。難病やガンになるのは、もちろん原因もあるんだけど大抵の場合は運が悪かっただけ。どんな本がヒットするか、それも運次第。予想しても当たるもんじゃない。結果論だ。なぜこれが流行った?なぜ流行らなかった?後付けの説明はできても、事前にはわからん。

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