モチベーション3.0 持続する「やる気!」をいかに引き出すか 講談社プラスアルファ文庫

ダニエル ピンク

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062816199
ISBN 10 : 4062816199
フォーマット
出版社
発行年月
2015年11月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
349p;15

内容詳細

コンピューター同様、社会にも人を動かすための基本ソフト(OS)がある。“モチベーション1.0”は、生存を目的とする人類最初のOS。“モチベーション2.0”は、アメとムチ=信賞必罰に基づく、与えられた動機づけによるOS。そしていま、自分の内面から湧き出る「やる気!」に基づくOS“モチベーション3.0”にアップグレードする時がきた!組織を強化し、人生を高め、よりよい世界を作るために、ダニエル・ピンクが科学の知識とビジネスの現場の間に横たわるギヤップを埋めた意欲作!

目次 : 第1部 新しいオペレーティング・システム(“モチベーション2.0”の盛衰/ アメとムチが(たいてい)うまくいかない7つの理由/ アメとムチがうまくいく特殊な状況/ タイプ1とタイプ10)/ 第2部 “モチベーション3.0”3つの要素(自律性/ マスタリー(熟達)/ 目的)/ 第3部 タイプ1のツールキット(個人用ツールキット―モチベーションを目覚めさせる9つの戦略/ 組織用ツールキット―会社、職場、グループ能力を向上させる9つの方法/ 報酬の禅的技法―タイプ1式の報酬/ 保護者や教育者用ツールキット―子どもを助ける9つのアイデア/ お薦めの書籍 必読の15冊/ グルに聞く ビジネスの本質を見抜いた6人の識者/ フィットネスプラン 運動へのモチベーションを生み出す(そして持続させる)ための4つのアドバイス/ 本書の概要/ ディスカッションに役立つ20の質問/ 自分自身とこのテーマを、さらに掘り下げるために)

【著者紹介】
ダニエル ピンク : 1964年生まれ。米国ノースウエスタン大学卒業後、イェール大学ロースクールで法学博士号取得。米上院議員の経済政策担当補佐官を務めた後、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターなどを務める。フリーエージェント宣言後、経済変革やビジネス戦略についての講義を行うかたわら、「ワシントン・ポスト」「ニューヨーク・タイムズ」などに寄稿

大前研一 : 1943年生まれ。早稲田大学理工学部卒業後、東京工業大学大学院原子核工学科で修士号、マサチューセッツ工科大学大学院原子力工学科で博士号を取得。現在、(株)ビジネス・ブレークスルー、(株)大前・アンド・アソシエーツ代表取締役。ビジネス・ブレークスルー大学学長。世界的なオピニオンリーダーとして、グローバルな視点からの提言を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 白義 さん

    実はアメとムチ、報酬と罰をモデルにした仕事では人のやる気を駆り立てられない。存分に権限を与え、内なる自発性を自由に発揮して、それ自体が楽しくなって初めて真に創造的な仕事が捗る、心理学上の知見を「モチベーション3.0」というキャッチーなフレーズでまとめた一冊。単に新しいモチベーション理論を持て囃す、というんじゃなしにアメとムチ型と自発的モデルをそれぞれ「X型とI型」とまとめて、どっちがどういう仕事に対応するのかに力点を置き、具体例が豊富なのがいいところだ。基本的にAppleだのGoogleみたいな世界のお話

  • はまななゆみ さん

    ルーチンワークであればいわゆるアメとムチ的なことでモチベーションを駆動できたけど、答えなき状況では難しく、内発的な自律的なことでモチベーションを駆動するべきとのこと。とても興味深く、その通りだと思いますが、どうやって実践していくかが悩ましそうです 。

  • isao_key さん

    副題のとおり、持続するやるきをいかに引き出すかについて書かれている。教育について子どもたちに宿題を出す際の3つの基準は考えさせられた。1.この宿題の取り組み方や時間について、生徒に自律性を認めているか。2.この宿題は、新たな興味を引き(すでに授業で学んだ内容を機械的に復習するのではなく)、生徒のマスタリーを促進するか。3.生徒は、この宿題の目的を理解しているか。いずれかの答えがノーである場合は、宿題を作り直すべき。教師が少し配慮することで宿題(ホームワーク)を自宅学習(ホームラーニング)に変えられる。

  • 山川欣伸(やまかわよしのぶ) さん

    本書の核心は「内発的動機付け」、すなわちモチベーション3.0です。これは自律性、マスタリー、目的の3つの要素に基づいています。例えば、ウィキペディアの開発は金銭に拠らず、多くの人々の無償の協力によって成り立っています。これは、モチベーション3.0がいかに効果的であるかを示す例です。 また、企業のマネジメントにおいても、モチベーション3.0は重要な役割を果たします。自律性、マスタリー、目的を重視することで、従業員はより創造的で柔軟な働き方を見つけ、長期的な目標に向かって協力するようになります。

  • シカマル さん

    いかに内面からの「やる気」を引き出すか、阻害しないか。アメとムチを古いしながらも、条件によっては有効と認めているところが面白い。

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人物・団体紹介

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ダニエル ピンク

1964年生まれ。ノースウェスタン大学卒業、イェール大学ロースクール修了。米上院議員の補佐官、ロバート・ライシュ労働長官の補佐官兼スピーチライターを経て、1995〜97年はアル・ゴア副大統領の首席スピーチライターを務めた。フリーエージェント宣言後は、ビジネス・経済・社会・テクノロジーをテーマに、記事

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