ダニエル・e・リーバーマン

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運動の神話 下

ダニエル・e・リーバーマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784152101822
ISBN 10 : 4152101822
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間は生涯にわたって運動を楽しむことが可能である。遺伝子の働きにより老年期のほうが壮年世代よりも身体活動が活性化する「アクティブな祖父母仮説」など、リーバーマン教授が人体の新たな可能性を提言。―巻末に肥満、2型糖尿病、がん、認知症、うつ病などの現代病に効く最適な運動を紹介。

目次 : パート3 持久力(ウォーキング―いつものこと/ ランニングとダンス―片方の脚からもう片方の脚へのジャンプ/ エンデュランスとエイジング―「アクティブな祖父母仮説」と「コストのかかる修復仮説」)/ パート4 現代社会における運動(動くべきか、動かぬべきか―どうやって運動させるか/ どれぐらいの量?どんな種類?/ 運動と病気)

【著者紹介】
ダニエル・E.リーバーマン : ハーバード大学人類進化生物学部でエドウィン・M・ラーナー2世記念生物学教授を務める古人類学者。ハーバード、ケンブリッジ両大学で学び、人体の進化、特にランニングなどの身体活動に関する研究で知られる。“ネイチャー”“サイエンス”誌掲載論文をはじめ論文多数。ランニングを趣味とし、マサチューセッツ州ケンブリッジに在住

中里京子 : 翻訳家。早稲田大学教育学部社会科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • アキ

    著者はハーバード大学人類進化生物学部教授の古人類学者。ボストンマラソンでの自己ベストは3時間20分。原題は“Exercised”人間がするように進化してこなかったことが、なぜ健康に役立ち、やりがいを生むのか。本書を読んで、運動は以前よりさらに良い状態にするアロスタシス(動的適応能)という仮説を知った。マラソンは健康にいいか悪いか不明だが、今後も続けようと決意しました。多くの原注とユーモアのある文章で読みやすかったです。 https://www.youtube.com/watch?v=g2b-7qAWfDM

  • あつお

    運動と人類の本質を紐解く本。 本書は、運動が人類にとって自然な行為である一方で、多くの現代人が運動を敬遠する理由を探求している。@持久力に関して、人間は長距離を移動することに適応して進化してきたが、現代の交通インフラの発展により、その必要性が減少している。A運動する必要性について、運動は死亡率を下げる効果があるが、過激な運動は必ずしも健康に良いわけではない。運動を通じて人間がどのように生きてきたのかを理解し、より自然な方法で運動を楽しむことが提案されている。

  • owlsoul

    我々の本能は、(かつては希少であった)カロリーの消費を極力抑えるために無駄な運動を避けようとする。そして、(かつては希少であった)カロリーを少しでも多く摂取しようと欲する。つまり、現代病の根源は、近代的な環境と本能のアンバランスによって引き起こされているのだ。それを改善するには、結局のところ、食事に気を使い、適度な運動を心掛け、しっかりと睡眠をとる、という、誰もが耳にしたことのある古典的健康習慣を身につけるのが一番だ。凡庸な結論だが、その根拠を理解することで、使い古された処方箋にも新たな説得力が生まれる。

  • みのくま

    読後感は良いものではなかった。本書は意識が高いインテリの運動推奨本の域を出ているものではないと感じる。しかもそれを進化人類学を絡めて語られるので大変鼻につく。運動をしないように人類は進化しているが健康に悪い為アーキテクチャから整備していくべきという主張は個人の健康管理には最適かもしれないが、社会に実装しようとすればフーコーの生権力と何ら変わらない。しかし本書では明示的に強制性を発現すると個人の自由を侵害する為、社会の同調圧力を利用しようと語られており、日本では全くあり得ない結論に導かれる。ひどく欺瞞的だ。

  • Yuki2018

    著者は古人類学者にしてマラソン愛好家。本書では、運動の有用性を人類の進化と絡めて解説する。狩猟採取民は生存に必要な活動以外は基本的にダラダラしていると言う。「運動」自体、歴史上最近まで存在しなかったもので人間生来の本能に合わないのだ。こうして座りっぱなしの現代人の生活スタイルが生まれ様々な弊害を生んでいる。本書では、このミスマッチを解消し健康を維持改善するために適切な運動とは何かを学べる。著者の言うとおり、体の使い方に関する哲学は良い人生を享受するのに極めて重要だ。運動不足の人こそ読むべき一冊。

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