ダニエル・リーデマン

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Books

リアリティー・ショーの社会学(仮)

ダニエル・リーデマン

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784791774845
ISBN 10 : 4791774841
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

わたしたちはなぜ「後ろめたい楽しみ」に惹かれてしまうのか。リアリティ番組はテレビの最大勢力のジャンルの一つとなっている。そこでは婚活から無人島でのサバイバル、片付けなどありとあらゆる日常の営みが題材となりつつある。人種、ジェンダー、階級、セクシュアリティなどの視点からリアリティ番組を精緻に読み解き、そこに隠された社会の力学を明らかにする気鋭による画期の書。

目次 : 第1部(そんな野暮を言うのはやめて(自己)/ 正しい理由でここにいる(カップル)/ 友だちをつくるためにここに来たわけじゃない(集団)/ キムは、いつも遅れて来る(家族)/ 輝いて、ベイビー!(子供時代))/ 第2部(あなたの嗜好レベルを疑う(階級)/ 誰がわたしをチェックするって?ブー?(人種)/ みんな裸で生まれた…(ジェンダー)/ 食べ物、お酒、そしてゲイ(セクシュアリティ)/ バッド・ボーイズ、バッド・ボーイズ(逸脱))

【著者紹介】
ダニエル・J.リンデマン : 社会学者。リーハイ大学の社会学准教授兼大学院研究部長

高里ひろ : 翻訳家。上智大学卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • R

    リアリティ番組というコンテンツから社会を眺めるといった感じの本。結構真面目に社会学のテキストで、番組に出てくる人たちは、ある種のキャラクタを演じさせられていて、それが広く社会的に認知されている、ある意味眉を顰めるようなものも含めるということで、人が隠したがるものが詰まっているというのは指摘として面白かった。残念ながら、例題の番組を一つも知らなかったので、もう一つピンとこなかったんだが、玉石混淆で面白いものも、そうでないものもそれなりに社会の何かしらを見せてくれるようである。

  • くさてる

    いわゆる恋愛系のリアリティ番組には興味がないのでノータッチだったのだけど、「ルポールのドラアグレース」にガチハマってから気になって手に取りました。軽く見られがちなリアリティ番組。でもそんな番組からでも(あるいはだからこそ?)浮かび上がってくる社会的階層や人種や性差別の問題について社会学的に分析していてとても興味深かった。単に良し悪しだけで判断していないところも良かった。個人的にはこの本では直接に触れられてはいなかったけれど、リアリティ番組に出たあと出演者の被る心理的なストレスや実害などにも関心があります。

  • 田中峰和

    アメリカのリアリティショーの紹介なのでなじみがない。ただし、アメリカにおけるこのテレビプログラムが社会に与える影響は我々の想像を超える。あの大統領史上最悪のトランプがリアリティ番組の「アプレンティス」にホストとして登場し一気に人気者となったのだから。「お前はクビだ」のセリフは元々知名度の高かったトランプをさらに有名にした。リアリティ番組はトランプを大統領に押し出しただけでなく、そのテレビ的手法で人気を維持し、政治そのものをリアリティショーにしてしまった。連邦議会議事堂襲撃も彼の演出だったにすぎない。

  • takao

    ふむ

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